「「曲名は?」「知らない」」海の上のピアニスト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「曲名は?」「知らない」
このやりとりがたまらない!正しくjazz improvisation ですね。ドキドキさせるほどのインプロビゼーションには唸らされます。全く音楽教育を受けてない(想像)にも関わらず天才的な旋律を奏でるのは、音楽家の湧き出るまでの心を感じさせます。JAZZ対決もスリル満点でした。でも、どうやって判定してるのかはわかりません。対決の最後に速いクロマチックのスケールライクな演奏は、聴衆の心に訴えるというよりテクニックと勢いだけという感じでしたけど、タバコに火が点くほど熱い運指でした。
魚屋の娘に対する恋心と一度セッションした父親への思い。1900の葛藤と陸に降り立とうとする気持ちが絶妙で、その後の彼の言う「神の領域」が唐突ではあるけど、まさしく無限に広がるという神の言葉でした。88鍵がよこにすると∞になる瞬間だ・・・
結局、船を降りることが出来ない1900なのですが、気持ちは伝わりますし、実際に地上に立ってしまったら普通の人に成り下がるような気もします。それでも一緒にバンドを組もうと言うトランペッター・マックスの友情に乾杯!
もし陸に降り立ち、少女の元へと行ったのなら、無限が無限でなくなり、平凡なピアニストになったかもしれません。色んな想像ができてしまう味わい深い作品でした。それにしてもマックスの眼球が泳ぎすぎ、ホラ話と言われても違和感がないほどでした。
続きまして、
ジャーン❗️新情報❗️
先は長いですが、
本作が『午前十時の映画祭』に
来年3月から2週間かかるそうです。
映画館で観られるとは❗️
一度ご自身でも確かめていただければと
思います。返信は結構ですよ🐱
おはこんにちは🌞です。
『リリーのすべて』への共感していただきましてありがとうございました😊
探しました髪あたりませんでした。(7000以上あるのに)
🎶実際に地上に立ってしまったら普通の人に成り下がるような気もします。それでも一緒にバンドを組もうと言うトランペッター・マックスの友情に乾杯!
もし陸に降り立ち、少女の元へと行ったのなら、無限が無限でなくなり、平凡なピアニストになったかもしれません。色んな想像ができてしまう味わい深い作品でした。 🎶
さすが、推察、考察鋭く感じ入ります。
いろんな想像なんですね。