「これは映画というよりドキュメンタリーとして観ればまだ…」バベル ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
これは映画というよりドキュメンタリーとして観ればまだ…
楽しめるというか、観られるか。だがフィクションなのでそれも間違った楽しみ方か…。伝えたいことは分かったが。
運の良し悪しや偶然、運命。一言で片付けてしまうことを膨らませた結果、こんな映画に。つまらなくはないが退屈だ。
あらゆる対比が盛り込まれており、日本(特に当時の日本)を舞台の一つとしたのも分かるは分かるものの、なにかこう必然性というかどうしても掘り下げが深くないためあまり感情が揺さぶられなかった。
公開当時、他の映画を見に行ったらときに本作の予告を見て幼いながら「これは凄そうな映画だ!」と息を呑んだものだが、それから20年弱経過し今観てみると「凄そうだけど、子供の時に観ていた方が良かったかもな」という感想に終始した。
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