劇場公開日 2006年7月8日

「確かにゆれていた」ゆれる Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0確かにゆれていた

2015年10月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

東京で売れっ子カメラマンとして充実した日々を送る弟、猛(オダギリジョー)。
実家で年老いた父の面倒を見ながら、家業のガソリンスタンドを継いだ兄、稔(香川照之)。
容姿も性格も正反対の二人は、それでも仲の良い兄弟だった。
あの橋を渡るまでは---。

「ゆれる」っていうタイトルがすごい女性的だなぁ〜なんて思った。
って言ってるそばから園子温監督の「ちゃんと伝える」を思い出したから全然女性的でもなんでもなかった。

オダギリジョーかっこいいなぁぁぁぁ〜〜
特にオープニングのキスシーンあれはまじでやばい。
ドア開けて出て行くところとかあれはまじでやばい。鬼。
なんで今まで好きな俳優でオダギリジョーの名前を挙げなかったんだと猛省するしかなかった悔しい!

ここで唐突に現在の順位を確認。

殿堂入り✨阿部寛✨
⒈ 井浦様
⒉ 染谷将太
⒊ ピエール瀧(角ハイボールのCMが自己ベスト)
⒋ 小出恵介
⒌ オダギリジョー
番外編✨ 鴨居玲✨

ね、あんなにかっこよくても5位っていうのがね。ピエール瀧に余裕で負けてるっていうのがね。女心って難しいよね☆
そしてさらば窪田正孝。さらば賀来賢人。Nためイケメンズは惜しまれつつもランク外へ。
モノクロ写真対決だったら鴨居玲が1位だよ。

って「ゆれる」と全然関係ない話になったわ。
どうしよう話を戻そうかもうこのまま終わろうか。

まぁ戻すけど、この映画の感想は詰まるところ「オダギリジョーかっこいい」に集約されると思うんだ。

調子乗ってるオダギリジョー、適当にあしらうオダギリジョー、動揺するオダギリジョー、決意するオダギリジョー、立ち向かうオダギリジョー、打ちのめされるオダギリジョー、溢れ出すオダギリジョー。

そう、ゆれるオダギリジョー。

橋より何よりオダギリジョー自体がひたすら揺れていた。
あまりに揺れすぎて、はっきり見ていたはずの事件当事の記憶すらも揺れる。
ここまで来たらゲシュタルト崩壊で「オダギリジョー」の文字列すらも揺れている。

最後、稔はバスに乗ったのかなぁ。。。
あの終わり方はすごく好きだったな。

Chisa