劇場公開日 2007年2月10日

「ドイツについて考える」善き人のためのソナタ チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ドイツについて考える

2014年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

1989年にベルリンの壁が崩壊してから、4半世紀が経とうとしている今、改めて東ドイツのことを想います。国という枠組みがどのような意味を持つのか、その大きさと怖さを感じます。
あまり露骨にならないような抑え目な演出で、東ドイツのある個人の内面の揺れを描いているこの映画。落ち着いてみることができました。いろいろと言うつもりもなく、なんだか、これで良いと言いたくなる映画でした。

チャーリー