劇場公開日 2007年2月10日

「人の歩むべき道を優しく教えてくれるドイツ映画」善き人のためのソナタ Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人の歩むべき道を優しく教えてくれるドイツ映画

2020年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Gustav
マサシさんのコメント
2023年6月6日

こんにちは。シュタージの仕組みよりも、この主人公が変わる様がなんか哀れでしたね。
親父の弟が画家で、左翼系の絵画団体に属していました。それは兎も角、彼はそれで当時国交の無いソ連へ団体で訪問したそうです。その時、色々な話を彼は仕入れて来ました。『ソ連にはコジ○も売春○もスリもいる』とモスクワのモール(市場)のスライドと一緒に見せてくれました。だから、シュタージの怖さはさることながら、共産主義とか語って、全体主義に変わってしまう怖さを感じますね。勿論、体制なんて、右も左も同じだと私は思います。
因みに、大した画家ではありません。この人と我が親父が凄く仲が悪く、親父の子供である以上、音信が取れないでいましたが、昨年亡くなったと聞きました。すみません余計な話までしまして。よろしくお願いします。

マサシ
こころさんのコメント
2023年3月4日

Gustavさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
数多くの作品を観ていらっしゃる中で、ドイツ映画がお好きなのですね。
ナチスやヒトラーを取り上げた作品を数作と、「 僕たちは希望という名の列車に乗った 」( 数年前に観たのでレビューは書いていません。)が思い浮かぶのですが、軽々しくなく丁寧な作りの作品が多いという印象があります。
Gustavさんが仰るようにラストの描写に作品の「 品格 」を感じました。
負の記憶を忘れないというドイツの映画関係者の強い意志をも感じた作品でした。

こころ
こころさんのコメント
2023年3月4日

Gustavさん
ラストが秀逸でしたね。
それぞれの深い思い…余韻が残る作品でした。

こころ