劇場公開日 2007年2月10日

「東独それは抑圧と美学」善き人のためのソナタ かずきさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0東独それは抑圧と美学

2019年10月24日
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鑑賞方法:VOD

知的

シュタージ、血も涙もない連中なのにソナタによって主人公の心の変遷が丁寧に描かれている。ドイツ映画って凄い。アメリカ人にはこんなの到底創れないよ。
抑圧は、自由と美への渇望なんだなとしみじみと思い知らされる映画。東欧社会主義崩壊の原因をこの映画で体現している気がした。オスタルギーに浸りたい人にもおすすめの一作。

さすまー