「"大戦争"というより"大集合"」妖怪大戦争 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
"大戦争"というより"大集合"
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「妖怪大戦争(三池崇史監督版)」シリーズ第1作。
角川グループ創立60周年記念作品。
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞。
小説版(荒俣宏・著)は既読です。
オリジナル版は鑑賞済みです。
リメイクとは言え、オリジナル版とはストーリーが異なる全くの別物。本作は主人公の少年・タダシくんのひと夏の冒険と成長を描くジュブナイルとなっていました。
オリジナル版では大半が着ぐるみだった妖怪たちも、俳優に特殊メイクを施したりCGを使うなどしていて、技術の進歩がうかがえました。さすがにヨモツモノはフルCGで表現されていましたが、他の部分ではアナログな特撮表現も大事にされていて、特撮ファンとしてはかなり嬉しかったです。
"大戦争感"は殆ど感じられませんでしたが、加藤との決戦のお誘いに尾鰭がついて、大盆踊りまたは大喧嘩祭りをやるらしいぞと、ウキウキして東京に集まって来る妖怪たちはとても陽気で、日本の妖怪らしいシーンだなと、ほっこりしました。
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