「この世は素晴らしい 戦う価値がある」セブン 暇さんの映画レビュー(感想・評価)
この世は素晴らしい 戦う価値がある
綺麗すぎる4KリマスターのIMAXで鑑賞。若く刑事になったばかりのミルズと一週間後に定年を迎えるベテランのサマセット。七つの大罪からなぞらえた殺人事件からは犯人の揺るぎない執念と狂気を感じる。
犯人の自首からラストにかけて緊張感のある時が流れる。残りの2つの罪は嫉妬の感情に犯された自分と、それによって孕まれたミルズの憤怒の感情によるもの。こんなに素晴らしくてやるせないオチは中々ないと思う。
7つの大罪、7人の被害者、本来サマセットが定年を迎えるまでの7日間の殺人事件。SE7ENというタイトルに相応しく、よく出来たストーリーだと思った。
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