「他人の粗探しは自己喪失」セブン ちこさんの映画レビュー(感想・評価)
他人の粗探しは自己喪失
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ジョンドウはへの怒りが出た。
自分は嫉妬の罪を打ち明け断罪されようと企てたが、そもそも神の啓示を受け特別だと感じ他者を裁く時点で傲慢。
無関心への警鐘が、他者の欠陥に深く関わりすぎて感情的になり、被害者の罪に憤る姿は正に憤怒。
おそらく自身も罪を犯していると気付いていると予想してるが、それらの罪を背負わずに他者に押し付ける行為が怠惰であり、本来なら自ら命を断つべき。
警鐘や使命といった言葉の盾を使って自らの願望、欲求を満たす強欲。
ジョンドウの色欲、暴食はわかりませんでした...
他人ばかり見て比較すると自分を見失って都合の良い解釈、知識の収集をしてしまうものだと考えました。表面化してる情報だけでなく、背景も読み取らないと本質は見えないと実感しました。
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