「この世界に安息(日)はないという皮肉か?」セブン スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
この世界に安息(日)はないという皮肉か?
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言わずと知れたモーガン・フリーマンとブラッド・ピット主演のバディものの金字塔。
治安の悪いその街で残忍な殺しをする連続殺人事件が発生。
定年間近の生粋の老刑事と着任したての幼さの残る若手刑事、
そんなふたりによる月曜から日曜までの最初で最後の7日間の捜査を描く。
犯人は犯行現場に7つの大罪のいずれかの罪の言葉を残していく。
果たして犯人の目的は?
そしてこの残忍かつ計画的な犯人によって7つの大罪はすべからく断罪されてしまうのか?
結末はやはりバッド・エンドだった。
物語は月曜から始まるのだが、のっけから天気は土砂降り。
以後、悪天候が続く中、犯行と捜査が続けられる。
そして、来たる日曜日犯人が自首し、やっと晴れたと思ったのも束の間、
ラストに向けた緊張感とともに最終的に絶望感をたたきつける。
そして、物語のラストカットの夜空には結末とは裏腹に星々が憎たらしいほど輝いていた。
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