「良い意味で雰囲気映画」セブン marさんの映画レビュー(感想・評価)
良い意味で雰囲気映画
まぁレジェンドですよ。
25年前の作品だけど、映像手法のせいもあってか色あせたようには見えない。
当時は本作を皮切りに、こういうショッキング・スリラーが量産された印象があるんだけど
時間が経ってこの雰囲気は得難いものだって分かったというか、
特別だってことがよりはっきりと分かるようになったと思う。
難をつけるなら事件が多すぎるところで、
そこは7つの大罪をテーマにしているから仕方ないところ。
なんだけど、やっぱりこうポンポンと殺人事件が起こっちゃうと
一つ一つの重さっていうのは失われちゃうし、
ひとつの命が軽く感じてしまうってことはラストの重さにも影響してくるしっていう。
だからまあ、手放しで褒められるほど好きではないんだけど、
ある意味で映画史を変えた作品っていうところはあるよねっていうね。
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