トランスアメリカ

劇場公開日:2006年7月22日

解説・あらすじ

性転換を翌週に控えた中年男性とその息子の奇妙なアメリカ大陸横断(=トランスアメリカ)の旅をユーモラスに描いたロードムービー。主演のフェリシティ・ハフマンがアカデミー賞に主演女優賞ノミネートされた他、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞など、多数の映画賞を受賞。監督・脚本は本作で長編デビューを果たした新鋭ダンカン・タッカー。 製作総指揮はハフマンの夫のウィリアム・H・メイシー。

2005年製作/103分/アメリカ
原題または英題:TransAmerica
配給:松竹
劇場公開日:2006年7月22日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第63回 ゴールデングローブ賞(2006年)

受賞

最優秀主演女優賞(ドラマ) フェリシティ・ハフマン

ノミネート

最優秀主題歌賞
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映画レビュー

5.0 生き方をジャッジしない

2025年11月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

癒される

大好きな作品で久しぶりに再鑑賞しました。約20年前の作品なのにも関わらず、全く古さを感じさせない。むしろ、今っぽい。本当に凄いと思う。

確か、ショーン・ベイカー作品を初めて観た時に、“トランスアメリカ”を思い出したんだよなあ。なんか空気感が似てますかね?

トランスジェンダー、性的虐待、男娼、毒親、ドラッグ、自死など、重たいテーマなんです!だけど、善悪を決めない。白黒をはっきりつけない。人の生き方をジャッジしない。

だって、たくさんの気持ちを持ってるという意味では、私もブリーもトビーもみんなも同じなんだもん。

途中でふたりが出会うネイティブアメリカンの男性との交流も素敵でしたね。はあ、旅に行ってたくさんの人に会いたくなりました。

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ミカ

4.5 人間っていいな

2021年2月27日
PCから投稿

トランスジェンダーな父と、ジャンキーで男娼な息子。
息子は継父から性的虐待を受けており、父の両親は女性になった息子をなかなか受け入れられない。

なかなか理解されづらい問題とか、アメリカの暗部がこれでもかってくらい詰まってるのに、明るい。温かい。

人間みんな、人には隠しておきたいことの1つや2つある。
それでも、自分に正直に生き、その自分を丸ごと受け入れてくれる人が1人でもいれば、きっと大丈夫なんだと思う。

それにしても、トランスジェンダーな男性を女優にやらせたキャスティング担当者、えらい!
本人女性なのに、「女性になろうとしている男性」に見えるフェリシティ・ハフマンすごい。
お化粧もよく研究してて、口紅のひき方とか感心したけど、すっぴんになるとやっぱり女の人なのが惜しい(笑)。

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UNEmi

3.5 父性が、いや、母性が

2019年7月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

旅の最中、徐々に息子に対する母性が溢れ出しているような父親!?

両親が意外と理解を示す辺りは、物語の進みを気持ち良くしてくれる。

ラストは、微妙な関係を持続させている親子のまま、ありがちなハッピーエンドにしない所に好感が持てる。

あの役を女優さんが演じていたのにはビックリだし、観ている最中は男性そのものと、気付きもしなかった!?

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万年 東一

4.0 未来へ

2019年6月21日
iPhoneアプリから投稿

フェリシティ・ハフマン 1発でファンになりました。

人種差別もままならない人類が、LGBTはもうなどと言うさらに難しい問題を解決などできるはずはない
認める人は多々いるでしょうがそれが自分の子供や親だとしたらどうだろうか
本人はとてつもなく悩み苦しみもがいているのに、もういい加減マイノリティとかって言葉もなくしませんか?
細かいことを言えば人はみんな何処かが違うんだからさ
みんな違ってみんないい、ですよね

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カルヴェロ