戦場のピアニストのレビュー・感想・評価
全86件中、81~86件目を表示
涙が出るトカいう作品でゎないが、、
2010/10/14 00:07 見ていて胸が痛くなってくる。。 自分ならここまでして生き延びようと思うだろうか?何の罪もない人が殺されていくのを目の前で見るなんて… 考えられない。 家族ゎどうなったのかなんて…考えたくもなぃ。 けど、毎日考えてしまう。 人間って本当に恐ろしい… 戦争が終わっても死ぬまで悩まされ続ける。 戦争の詳細あまり知らなかったので…正直なぜ?! 今どっち側の壁にいるんだっけ!? とか展開についていけない部分が…(笑) --- 1度ドイツ兵に間違われ殺されかけた時に「せっかく必死で生き延びたのに悲しい結末だ……ン?ノンフィクションだからここで死ぬわけないか〜(^-^;)」と安心しました(笑) ホラー映画並みのいきなりの爆音にゎ最近見た中でゎNo.1を誇る映画。(素でビビル)涙が出る感動作というわけでゎない! けど、戦争を知らない平和な時代の日本に生き、住んでいるからこそ…っていっていいかわからないけど、色々考えさせられるいい作品だった。
ハリウッドには真似出来ないリアルな質感
「紛れもない本物だ」そう思わせてくれる映画。 原作があるとは言え本からここまでの直接的なリアルさを伝えることは出来ない。 この作品がこれほどまでにリアルな質感を出すことが出来たのは、ポランスキーの実体験に他ならない。 人間の「生」にしがみつく姿を本能的欲求である食欲を通して上手く描いている。また、その生きるための絶対条件を描くことによってさらにこの作品は現実味を帯びてくる。 「ザ・ピアニスト」と言う題で有りながらピアノを演奏するシーンを極限まで少なくすることによってショパンを演奏する名シーンの感動を高めている。 壊滅した街にシュピルマンが一人さまようシーンは、美しく感じてしまうほど印象的だ。 久しぶりにハリウッドには真似出来ないリアルな質感を味わった。
愛が光る
ユダヤ人がナチスによって迫害されていく中で、一人の男が奇跡的に生き延びる物語。 シンドラーのリスト、ワルキューレなど ユダヤのひどい扱いはよく知られている。 そしてこの映画も同じようにその様子で淡々と進んでいくが、途中途中でその男を助けるシーンが出てくる。 ナチスから逃げるか他の人から助けてもらうシーンしかないこの映画では人を助ける人間愛がものすごく光る。 そして主演のエイドリアン・ブロディが、逃げ続けることによって貧弱になっていくシュピルマンを非常に上手く演じていて、より人間愛が光る。 この映画のユダヤ迫害というテーマの裏には、人間愛の素晴らしさがあった。
長編を感じさせない、満足度200%
ナチス支配下の中で難を逃れたピアニストの人生。 実話をもとにしただけに圧巻のストーリー。 衝撃的なシーンの連続と、映画のためにつくられた 街のセットは凄すぎです。
音楽は生きる力を与えてくれる
ロマン・ポランスキー監督、エイドリアン・ブロディ主演。 第75回アカデミー賞で3部門を受賞した作品です。 1939年、ポーランド、 ワルシャワの放送局で演奏していたユダヤ人ピアニスト、シュビルマンは ドイツ軍の侵略によって「ゲットー」に送られます。 家族と離れ離れになり、一人で隠れ家に身を隠す日々。 そんな中でシュビルマンの生きる糧は「音楽」でした。 実在する音楽家の自伝を基にした映画です。 ナチスによるユダヤ人虐待を一人の音楽家の目を通して リアルに描いています。 感動的な作品です。
音楽が題材の作品ではこれ一番
音楽と人の関わりを描いた作品はたくさんありますが、この映画で描かれる二つの関係こそ理想ではないでしょうか。苦しい状況(この主人公の場合、「苦しい」なんてものじゃないですが)に心に流れる昔聞いたことのある旋律。それが支えになって人は「それでも」と前に進む。 芸術とは、これをする為に存在するのだと思います。 アメリカを追放中の身であるポランスキー監督の神気せまる描写と演出がすごいです。でも、それは棘のあるものでなく、人を恍惚とさせるもの。まさしく老獪(ろうかい)ってやつですね。病身の母に、このDVDプレゼントしました。
全86件中、81~86件目を表示