戦場のピアニストのレビュー・感想・評価
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長編を感じさせない、満足度200%
ナチス支配下の中で難を逃れたピアニストの人生。
実話をもとにしただけに圧巻のストーリー。
衝撃的なシーンの連続と、映画のためにつくられた
街のセットは凄すぎです。
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音楽は生きる力を与えてくれる
ロマン・ポランスキー監督、エイドリアン・ブロディ主演。
第75回アカデミー賞で3部門を受賞した作品です。
1939年、ポーランド、
ワルシャワの放送局で演奏していたユダヤ人ピアニスト、シュビルマンは
ドイツ軍の侵略によって「ゲットー」に送られます。
家族と離れ離れになり、一人で隠れ家に身を隠す日々。
そんな中でシュビルマンの生きる糧は「音楽」でした。
実在する音楽家の自伝を基にした映画です。
ナチスによるユダヤ人虐待を一人の音楽家の目を通して
リアルに描いています。
感動的な作品です。
音楽が題材の作品ではこれ一番
音楽と人の関わりを描いた作品はたくさんありますが、この映画で描かれる二つの関係こそ理想ではないでしょうか。苦しい状況(この主人公の場合、「苦しい」なんてものじゃないですが)に心に流れる昔聞いたことのある旋律。それが支えになって人は「それでも」と前に進む。
芸術とは、これをする為に存在するのだと思います。
アメリカを追放中の身であるポランスキー監督の神気せまる描写と演出がすごいです。でも、それは棘のあるものでなく、人を恍惚とさせるもの。まさしく老獪(ろうかい)ってやつですね。病身の母に、このDVDプレゼントしました。
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