戦場のピアニストのレビュー・感想・評価
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音楽が題材の作品ではこれ一番
音楽と人の関わりを描いた作品はたくさんありますが、この映画で描かれる二つの関係こそ理想ではないでしょうか。苦しい状況(この主人公の場合、「苦しい」なんてものじゃないですが)に心に流れる昔聞いたことのある旋律。それが支えになって人は「それでも」と前に進む。
芸術とは、これをする為に存在するのだと思います。
アメリカを追放中の身であるポランスキー監督の神気せまる描写と演出がすごいです。でも、それは棘のあるものでなく、人を恍惚とさせるもの。まさしく老獪(ろうかい)ってやつですね。病身の母に、このDVDプレゼントしました。
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