「大人版『クローズZERO』」ストリート・オブ・ファイヤー 根岸 圭一さんの映画レビュー(感想・評価)
大人版『クローズZERO』
今作は池波正太郎が著書『銀座日記』で紹介していたので観てみた。
革ジャンに身を包むワルのバイカー集団、彼らの薄暗いアジト、ネオンが輝く街などが雰囲気を盛り上げていた。警察は存在するけどほとんど介入してこない。最終的には主人公と敵のバイカー集団のボスとの殴り合いで決着をつけるという、大人版『クローズZERO』のような映画だ。
アクションは現実的にあり得るレベルなのがリアリティがあり良かった。『バイオハザード』シリーズのアリスのような超人的なパフォーマンスを見せられると、緊張感が無くて個人的にはつまらない。これぐらいがちょうどいい。
ストーリーはテンポも良いけど、やはりアクション映画はあまり好きじゃないかな。爽快感はあるけれど、それ以上のものは感じないので。
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