「最高のロックンロール童話」ストリート・オブ・ファイヤー keebirdzさんの映画レビュー(感想・評価)
最高のロックンロール童話
鑑賞すること数十回。結局、“男の生きざま”の手本とすることもファッションの参考とすることも出来ませんでした(ちょっと主人公の格好を真似したが、顔と身長とスタイルが違いすぎて…)が、私の個人的聖典作品の一つです。
なぜなら…
マイケル・パレかっこいい、ヴィレム・デフォーもワルかっこいい、マッコイ役のエイミー・マディガンも実はキュート、殴られのビリーもバーテンもイイ!
18歳のダイアン・レインもカッコ美しい。
この映画用のスペシャルユニットFire Inc.の音楽も、熱くクールでただただ素晴らしい。
冒頭の濡れた路面から最後の熱狂まで、映像も美しい。
出てくるコンバーティブルもバイクも改造ライフルもクール。
自分が若い(幼い?)時期に、この作品と出会えてラッキーでした。良い映画です。
殆ど全部好きなので、設定や行動の細かい“?”はどーでも良いのです。どうも客観的なレビュー自体出来ませんが、贔屓目全部差し引いても結構One and Onlyな作品だと思います。
ただ本作は日本ではそこそこ売れたはずですが、本国米国ではカルト・ムービー枠に入れられてしまい正統続編も立ち消え(パレ本人が後年へんな続編風オマージュ?を作りましたがグダグダで…)、世間の評価は高くありません。カッコいいマイケル・パレも、B、C級映画の常連俳優に… そういうことも「It’s one of life’s mysteries, sir」で、よくあること。私はそれも含めて好きなんです。
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