ストップ・メイキング・センスのレビュー・感想・評価
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食わず嫌いを今更後悔
トーキング・ヘッズは聴いて
こなかったんです。80年代
必死に洋楽聴いてましたが、
ニューウェイブ系がチト苦手。
アメリカン・ユートピア鑑賞し
なんだ?これ?かっこいい!
ってなりまして、シネクイント
さんの粋な企画のおかげもあり
一気に80年代Liveを初見。
あれ!?
こんなに楽曲良かったっけ?
こんなにカッコいい音だっけ?
なんだか、かなりの忘れ物を
していた気持ちになりました。
ステージ演出が良いんですな。
まさかのラジカセ抱えた
デビッド・バーンの登場から
舞台が、バンドが次第に出来上がって
ライブはそれにあわせてどんどん
ヒートアップ。
いかん、これは、、ノれるっ!
今でも古さを感じない、
あ、だからこそのニューウェイブ?
あぁ、なんでしっかり聴いてこなかった
のだ!私は!大損気分満喫です。
アメリカン・ユートピアのパーカッション
凄くインパクトあったんだけど、そーか
トーキング・ヘッズのころから
だったのね?だから、あーいう感じに
なるのね?
アートっぽいステージ演出しかり。
何事も食わず嫌いはよろしくないですな。
トム・トム・クラブ大好きになって
しまいました。
【"デヴィド・バーンがカセットデッキ片手にガランとしたステージに現れ、宴は始まった・・。"今見ても格好良すぎの、トーキング・ヘッズのライヴ・パフォーマンスを収めたエポックメイキング的作品。】
- デヴィド・バーンがトーキング・ヘッズを率いて、デビューした時は衝撃的だった。-
◆それは、今作品でも描かれるように、デヴィド・バーン率いるトーキング・ヘッズの当時、余りロックでは見た事のない打楽器を使った演奏を取り入れた楽曲の新鮮さと、ステージ上での斬新なパフォーマンスである。
ブカブカの背広”ビッグスーツ”を羽織り、酔っぱらいのような足取りで舞台を動き回り、行進しながらアートロックナンバーを歌う姿が、それまでのロックスターの概念を打ち砕いたからだ。
そして、徐々にメンバーが登場し、ステージも華やかになって行くライヴ構成の妙。
<今見ても、格好良すぎの”アートロックショー”である。
トム・トム・クラブと兼務していたティナ・ウェイマスが歌う、”Genius of Love”も聞けて、大満足である。>
<2021年5月3日 センチュリーシネマで鑑賞。
まさか、あの作品を又観れるとはなあ・・。実に感慨深い・・。>
ステージ上での演出
TalkingHeadsはNYパンク、ニューウェイヴやポストパンクのイメージだけで聴かずに。
デヴィッド・バーンが出演した「きっと ここが帰る場所」で流れる"ThisMustBeThePlace"を聴いて改めて存在を意識したが。
パンクに心底ハマっていた中学生の頃に聴いていたら好きにはなれない?大人の今だからこそ良さが理解出来るバンドだと思いきや。
ラジカセから流れるピコピコ音とデヴィッド・バーンのアコギによる"PsychoKiller"で始まり、一曲ごとにメンバーが現れ徐々にステージが完成されていく演出、ドラムが大道具のスタッフと勘違いしてしまう地味な服装、コーラスやゲストミュージシャンに黒人を招きビッグバンド編成で奏でられるアフロ・リズムに大衆受けされたノリの良い音楽に少し戸惑う、二度目の鑑賞を映画館で観た感想は「ストップ・メイキング・センス」以前、パンクバンドとしてのTalkingHeadsが好きな大人になれない自分が一人!?
バーンはキモイ(褒め言葉)、ティナはカワイイ。
そもそも曲が格好良く、デビッド・バーンが痙攣したように震えたり体全体で波打ったり面白い動きを絶えずするのだから、つまらないわけはないのだが、それにしたって興奮した。映画館の音響設備で聞くトーキング・ヘッズの跳ねるようなビートはジッとしているのが勿体ないくらい。ライブの演出自体がインパクトのあるもので、段々バンドメンバーが増えたり、Life During Wartimeでは何故か走りながら演奏したり、This Must Be The Placeでは室内灯が出てきたり、派手な仕掛けはない、むしろ堂々と黒子がセットを用意する無骨な演出方法だが、それが却って単なる娯楽ではない演劇を見ているような気分にさせてくれる。後半は特にバックに大きく影を写したり、陰影を使った演出・撮影が印象的で、バーンがより狂人的に見える。バーン以外にも、脚を内に畳むように腰を左右に揺らしながら演奏するベースのティナに、端っこで黙々とギターを弾いたりシンセ?をいじったりして、降りて来いよと言われても降りないジェリー、終始ハイテンションでバーンに勝るとも劣らない存在感のサポートのアフロのギタリスト(最後Crosseyed And Painlessで縦横無尽に音を鳴らしまくってたのは彼だった)など、ステージに立ってる人間が皆強烈で、やはり飽きない。どこをとっても独特で、面白さに溢れているライブ映像。ただ、字幕が付いてはいるがそれを見ているとステージの様子を見るのが疎かになるので、歌詞はある程度把握しておいた方がより楽しい。
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