「ここに音楽の神様が舞い降りた」ストップ・メイキング・センス エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
ここに音楽の神様が舞い降りた
これはトーキング・ヘッズが1983年12月に行ったライブの記録。
これまでことごとく観る機会を逸してきた作品だけど、今回は何とジェリー・ハリスン自ら監修したという4Kレストア版をIMAXで観ることができた。
凄い体験になった。
デヴィッドのソロでスタート、それからティナ、クリス、ジェリーと一曲ごとにメンバーが加わっていくスタイル。思えば最高のリズムセクション。3ピースで十分だった。ジェリーが加わりバンドが完成した。
そして強力なサポートメンバー。
パーカッションのスティーブ・スケールズ、ギターのアレックス・ウィアー、そしてコーラス隊のリン・メイブリーとエドナ・ホルトと続き、Pファンク軍団の司令塔バーニー・ウォーレル登場‼︎
怒涛のリズムと音の壁を構築した。
アドレナリンが出過ぎたのかチビリそうになった😰
やばいやばいと思いながらクライマックス突入前の Once In A Lifetime で早くも泣きながらイッてしまう失態。「アメリカン・ユートピア」のときの再現かと思いきや、その後も絶頂が続き問題はなかった。
てか、ヘロヘロになって鑑賞を終えた。
それにしてもデヴィッドのパフォーマンスは唯一無二。完成度の高さに驚くばかり。
しかし自分はティナ推し。ベースを弾きながらステップを踏むティナの愛らいしこと💘キュンキュンしながら観た💕
思えばデビュー当時はパンクバンドのイメージが強く避けていた。最初に買ったのが4thアルバム Remain in Light (1980) だったけど、それよりその後の The Name of This Band is Talking Heads (1982) と Speaking in Tongues (1983) を好んで聴いていた。
そう、この作品は丁度その時期の音を集大成したものだった。