「ステージ上での演出」ストップ・メイキング・センス 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ステージ上での演出
TalkingHeadsはNYパンク、ニューウェイヴやポストパンクのイメージだけで聴かずに。
デヴィッド・バーンが出演した「きっと ここが帰る場所」で流れる"ThisMustBeThePlace"を聴いて改めて存在を意識したが。
パンクに心底ハマっていた中学生の頃に聴いていたら好きにはなれない?大人の今だからこそ良さが理解出来るバンドだと思いきや。
ラジカセから流れるピコピコ音とデヴィッド・バーンのアコギによる"PsychoKiller"で始まり、一曲ごとにメンバーが現れ徐々にステージが完成されていく演出、ドラムが大道具のスタッフと勘違いしてしまう地味な服装、コーラスやゲストミュージシャンに黒人を招きビッグバンド編成で奏でられるアフロ・リズムに大衆受けされたノリの良い音楽に少し戸惑う、二度目の鑑賞を映画館で観た感想は「ストップ・メイキング・センス」以前、パンクバンドとしてのTalkingHeadsが好きな大人になれない自分が一人!?
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