スティングのレビュー・感想・評価
全14件を表示
配役が絶妙 ✨
粋な楽曲とクラシカルなセット…冒頭から作品の世界観に引き込まれる。
キャスト陣の絶妙な間の取り方、表情、緩急ある場面展開、味わい深く魅力的な作品。
ドイル・ロネガンを演じたロバート・ショウの演技が光る。
ー名前はドイル・ロネガンだ
ー今夜 予定は?
あるわ…帰って寝ること
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
ややインパクト不足かな。。
ほぼほぼ50年前ぐらいの作品なので、現代の作品との単純比較はできないし、この令和時代の感覚だと筋違いかもしれないけど、作品としてのインパクト不足は否めないかなぁ。。
ストーリーはなかなかワクワクしました。ロネガンを罠に嵌めてお金を騙し取るために、真綿で首を締めていくように徐々に徐々に嵌めていく過程がじっくり見れた。詐欺師vsギャングという悪vs悪の構図だったので、気兼ねなくというか、罪悪感、嫌悪感なくストーリーが楽しめました。
そして、代名詞のどんでん返しですが、サリーノの正体、FBIポークの正体など、驚かされたポイントはいくつかあったけど、見せ方があっさりしていたこともあって、「それだけ??」感が。。。例えば、ニセの場外競馬場の存在自体を伏せて、最後のタイミングでイッキにネタバラシとされたら、ものすごく驚いたと思いますね。まあ、そうすると、ギャングを嵌めるプロセスの楽しさが半減しちゃうし、、ムズカシイデス・・。とにかく、どんでん返し作品としては、インパクト不足と感じました。
キャストの方々では、ポール・ニューマン、アイリーン・ブレナンあたりがいい感じで、存在感ありましたね。ロバート・レッドフォードはブラッド・ピットと見紛うほどのカッコよさでした!
It's close. もう一捻り欲しかった。
超有名なコンゲーム作品。「午前10時の映画祭」に行こうと思ってたら寝過ごしたのでamazonでレンタルして観賞しました。うーん、現代の視点で言えばもう一捻り欲しかった所ですね。いや、多分公開当時は「おおっ!」ってなったのかも知れませんが、正直今観ると普通ではなかろうか?と思ってしまいます。
往年の名作ってやっぱ不利だと思うんですよ。だってそこから色んな映画が色んなアレンジしてもっと面白い作品作ってしまっているんですし。当時は画期的だったのかも知れませんが観てて「すっげー、騙された」ってなるかと言うとそんな事はなく。
コンゲームというとこれがトリックかも知れないと考えながら観てしまう訳じゃないですか?しかも評判が高ければ高いほどハードルは上がってしまう訳です。そういう視点で観てしまうと最後のドッキリも既に「もしかしたら・・・」って頭の隅で考えてしまってる訳です。で、それ通りにストーリーが進むと評価が高い分「その程度か・・・」とガックリしてしまうんですよね。
若かりし頃のロバート・レッドフォードは間違いなくカッコいいです。ポール・ニューマンも渋いなっと思いました。ただ作品自体が時代を越えて楽しめるか?というと、そこまでではなかったなぁっという感想でした。
今見ても全く色あせない!これぞ古き良き映画!
小気味いい音楽から始まり、全体的に本当にテンポの良く、映画の楽しさの詰まった作品。テーマ曲もテレビなどでよく聞いたことがあったけど、この映画で有名になったそうだ。
詐欺師が、賭博のドンをひっかけるという大勝負に挑むというのが、すでにワクワクするが、最後の最後まで、それが持続するのがすごい。
そして、最後に見ている方も騙されるというオチ。
映画の楽しさがすべて揃っている。
今から考えると古い映画になるんだけど、内容は古くない!むしろ、スタイリッシュ。センスのいい映画はいつの時代も色あせないのだと思った。
ポールニューマンがカッコいい。
ロバートレッドフォードが、時折ブラピに見えてくる。
なるほどな~そうきたか。
字幕版 Amazonプライムで鑑賞。
元々、この映画は全く知らなかったのですが、ネットで騙された!っと評価が高かったので気になり、僕は、マイケル・ダグラス主演の「ゲーム」と「ユージュアル・サスペクツ」のようなどんでん返しモノが大好きなので、興味本意で鑑賞してみました。(笑)
ストーリーは全7部で構成されていて、オープニングがとてもお洒落ですね(^^) BGMもどこかで聴いたことのある曲が流れて、タイトル、キャストが紹介されていて、お洒落な雰囲気が漂っていてとても良かったですw
観る前は、「絶対騙されないぞ!」と誓ってましたが、オープニングから見事に騙されましたね。(笑)←さっそく騙されましたw
ある詐欺を働いた相手であるギャングのボスの怒りを買い、師匠であるルーサーを殺され、その復讐に燃える詐欺師のジョニー・フッカー
ギャングのボス・ロネガンに友人を殺され、復讐に燃える大物詐欺師のヘンリー・ゴンドーフ、
二人はギャングのボス・ロネガンをハメる為、奮闘します。
ポーカーで騙したり、娼婦にロネガンの財布を盗ませたり、電報局の担当者になりすましたり、ロネガンを騙しまくります。
最後は、あ~!と思わず叫んでしまいました。(笑)
なるほどな~そうきたか!と、、、
古い映画ですが、傑作です! 星を一つ減らしたのは、ポーカーのルールが分からなかったからですw
ポーカーのシーンを観てもよく分からなかったので、一つ減らしました。すいません(^^;
それ以外は良かったです! いやぁ~騙されたな~w
どこからどこまで騙されてるのか
まず最初から騙された
主役モットーラじゃないんかい!笑
話の流れは至ってシンプルな相棒の敵討ちもの。それに加え詐欺。なにがホントなのかわからん笑
スナイダーに瞬時に偽札渡すフッカー、3のフォーカードをいつの間にか11のフォーカードにすり替えるヘンリー。すげぇ笑
フッカーがめちゃめちゃ速く走るのも印象的だった革靴でそんなスピードだせねぇだろ笑
1番驚いたのはサリーノの正体。まさにまさか笑
FBIもまさかだったなぁ残り10分でこの展開でどうやって納めんだろうと思ったら根本から騙されてたと思い、終わった笑
そんな名作映画(どんな)
酒浸りの振りをして、ロネガン(ロバートショウ)のところへポーカーし...
酒浸りの振りをして、ロネガン(ロバートショウ)のところへポーカーしに行くヘンリー・ゴンドルフ(ポールニューマン)が好き。
ジョニー・フッカー役のロバート・レッドフォードはブラット・ピットに似てる…。
アメリカンノスタルジー
スタイリッシュ、でノスタルジア、ポールニューマンにロバートレッドフォードで明日に向かって撃て、の監督トリオ、偶然詐欺師が、災難に巻き込まれ、又、相手が悪かった!
結局相方を殺され、復讐に、ポールのポーカーシーンは、迫真、あれだけの人数で、大掛かり、の競馬詐欺は成り立つのか、どうかだが、さいごの、どんでん返しは、唖然まさか、FBI迄仕掛け人なんですから。
小粋すぎる
大昔テレビで見たっきりで、誰が出ているのかどんな場面があったのかなど全部忘れてラストにどんでん返しがあってすごく面白かった印象しか残っていなかった。撃たれて生きているのは思い出したけど、まさかFBIまでが仕込みだったとは、おどろいた。
ポーカーの場面がすごくスリリングだった。ポールニューマンが酒を取り上げられた時、薄めてあることがばれたらどうするんだとドキドキした。
この連中の仕掛けはかなり綱渡りで、ちょっとミスしたら台無しになることが多く、実現は難しい。それに関わる人が多すぎだし、ギャンブル好きなんて口が軽そうで信用できず、無理だと思う。
ロバートレッドフォードが若く瑞々しかった。音楽もファッションも、シーンのつなぎの編集まで徹底してクールでかっこよかった。その反面、女が個性が強ぎで、ブルドック見たいだったり、おばさんだったりで、変だった。ポール・ニューマンの何かを諦めているような表情は長生きできなさそうな刹那さを感じさせた。
面白い云々以上に好きと言いたくなる映画だった。
スティング最高
文句のつけようがなく、非常におもしろく楽しめた。
ストーリーの編集方法がとてもユニークで、
そこに登場する、ふたりの「Sting」は、
この上なくかっこいい!! 画面に釘付けだ。
最初のシーンで、ロバード・レッド・フォードが
慾深の男からまんまとお金をだまし取る設定は、
簡単に騙され過ぎな気がしないでもないが、
昔のことなので、こんなものなのかしら・・・
最高の騙しあいの大傑作
総合:100点
ストーリー: 100
キャスト: 95
演出: 95
ビジュアル: 85
音楽: 85
直接物語を解説していませんが、少しだけ物語の内容をほのめかす記述があります。映画を見たことがない人は注意してください。
生き生きとした登場人物の設定、ニューマンとレッドフォードをはじめとする俳優たちの少しコミカルだが緊迫の演技、シカゴの古い街なみのセットと衣装。これらをジョップリンのラグタイムのピアノ曲を背景に、弾むように軽く物語が進んでいく。
特に物語は秀逸。詐欺師の話だからカモとなる人を騙すのだが、だんだんと誰が誰を騙しているのかすらわからなくなる。いったい映画の中で何度の騙しが行われただろうか。詐欺師のはずのレッドフォードでさえも、詐欺で稼いだばかりの3000ドルをイカサマのルーレットであっさり騙し取られるのだ(ディーラーがそっと机の下のボタンを押している)。列車の中でニューマンが演じるカードのイカサマ技術は、何度見直してみてもわからないほどの卓越したものである。
そして実は騙されるカモの行く末を眺めていたはずの視聴者こそが騙されていたという意外な結末。カモを引っ掛けるための準備が映画の中で進められていて、それを視聴者は見ていたはず。だが実は視聴者を騙すために、画面に映っていないところでも周到に準備が進められていたことがわかり、騙されたことがわかっても「ああ、ここまでされてしまったら仕方ない」と潔く負けを認めてしまう。
そもそも詐欺で重要なのは、詐欺本番だけでなくその後始末をいかにつけるかということ。その意味で最後までこの映画は手抜かりがなかった。騙された被害者たちも脛に傷を持つ悪人ばかりなので、見終わった後に不快感が残ることもない。
刑事にギャングに殺し屋からFBIまで、休むことなく次々に出てくる人物たち。その中には目標となるカモもいれば、排除すべき障害や降りかかる災難もいる。詐欺師たちは最初に仕掛けを考えながらも、臨機応変に状況の変化に対応して、素早くそして意外な方法で軌道修正をしていく様子がまた見ものである。どんなに準備を周到に進めても、相手が自分の予想通りに動いてくれるとは限らない。だが彼らはたとえ何が起きても、それすら計画のうちに入っているかのごとく柔軟に適応していく。結局勝負に勝つのは勝負に全力を尽くすものではなく、勝負をする前にも最高の努力と準備をしたほうなのだ。
私は特にポール・ニューマンの演技が特に素晴らしいと思った。しかし映画はいくつもの賞を獲っているのに、彼は今回アカデミー賞にノミネートもされていないというのはちょっと驚きでした。
普段のレッドフォードはあまりに爽やかでかっこいい正義漢のような美味しい役ばかりやっていて、個人的にはあまり好きではない。だが、この映画のレッドフォードはたいしたもの。警察・殺し屋と常に誰かに追われる心休まる時もない緊迫感の中、それでも逃げるためにまた計画のために走り回る姿は、時に少し哀愁を漂わせつつ小気味よい。
全14件を表示