スティングのレビュー・感想・評価
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一言「見てなかった〜=見てよかった」。
この2人が共演した「明日に向かって撃て!」とごっちゃになってました。
見逃すところだったという。
「すった財布が、実は大物悪党のものだった」から始まる話。
物騒なシーンはあまりなく、詐欺=頭脳戦なのが面白い。
最初はポーカー(多分)→競馬と、賭けの駆け引き。
偽物の賭博場まで作るって、どんだけ大掛かりなの!。
敵も終盤は、頭に血が昇ってる様。
たった一つのレースに、50万ドル(しかも単勝)ってw。
30年代のファッションや、仲間との合図。
一周回ってめちゃくちゃかっこいい。
詐欺を仕掛けるチーム物要素も、見応えあり。
NHKーBSでよく「温故知新」映画やってます。
今回もお世話になりました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「警察に追われなきゃ、詐欺師じゃないな」
軽快、痛快、爽快な詐欺映画の原点
配役が絶妙 ✨
粋な楽曲とクラシカルなセット…冒頭から作品の世界観に引き込まれる。
キャスト陣の絶妙な間の取り方、表情、緩急ある場面展開、味わい深く魅力的な作品。
ドイル・ロネガンを演じたロバート・ショウの演技が光る。
ー名前はドイル・ロネガンだ
ー今夜 予定は?
あるわ…帰って寝ること
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
映画史に残る素晴らしい作品。
内容は、1936年9月場所はシカゴ。詐欺師の親友を殺された仇打ちに銀行家(ほぼマフィア)をカモにしようと奔走する爽快コンゲーム作品。好きな言葉は『殺しは出来ないから!』詐欺師の親友ルーサーの仇打ちが、自分の仕事の流儀でするという意気込みで、新たな詐欺仲間の信頼を得るシーン。。。心の折れた詐欺師が奮い立つ姿がカッコよかった。好きな場面は、最後の大本番詐欺シーン(スティング)が終わって大団円の後にする鼻の横👃指で擦る『了解!』サインが爽快で、映画を観て色々な思いが一つに纏まり気持ちよく、これから2人の新たな詐欺人生が始まるんだなと犯罪なのですが、楽しく感じてしまう所が良かったです。映画は感動やカタルシスの解放が物語として見えたものという王道でいて深みのある脚本と軽快なピアノ🎹やカメラワークや照明の明暗でミスリードを誘うあたりは映画作品の妙を感じました。時代性も上手く表現されていたのですが、一つ言わせてもらえるなら拳銃(リボルバー)に消音装置(サイレンサー)は意味無いのでどうしてあの表現になったのか謎すぎました。それ以外は作品のリズムも雰囲気も詐欺師の不安も世界恐慌の後の時代性も上手い具合に絡み合った名作と言われるだけあり恐れ入りました。
雰囲気は良いが、今見るとすこし古さを感じる
素敵な作品
見るものも騙す詐欺映画の最高傑作
アカデミー賞7部門受賞の名作
復讐のエンターテイナー
小さい頃、最後の方だけチラッと観て、なんか面白そう!と感じた記憶が残っていたので、今回初めてきちんと観ました。やはり面白かったです。
半世紀近くも昔の映画だったとは思えないくらい、お洒落で軽快で小気味良かったです。やはり名作は何十年経っても色あせないのだと改めて思いました。
皆さん帽子とスーツが良くお似合いでした。ロバートレッドフォードもあのストライプの派手目なスーツを良く着こなしていて感心しました。ポールニューマンも気品と男らしさを兼ね備えた素敵な紳士でした。そしてエンターテイナーのテーマ曲が映画全体の雰囲気を盛り立てていました。
どんでん返しが続き、ラストのあの展開!スカッとします。狙った相手を落とす為に徹底的にセットを作り込み、役者も揃え、作戦は見事成功。こんな大業をサラッとやってのけるポールニューマン格好良いです。
それにしてもあの騙された男、金の為には手段を選ばない割には作中度々ひっかかってましたね笑。案外うっかり屋さんなんですね。見ていて面白かったです。
エモい
スカッとコンフィデンスマン
最高‼️これぞアカデミー賞作品賞
当時は衝撃的だったんだろうなぁ
詐欺映画は、この映画が基準になります。
1930年代のアメリカ。イタリアマフィアに仲間を殺された詐欺師が、先輩の詐欺師と組んで復讐を企む物語。
「明日に向かって撃て」のジョーイ・ロイ・ヒル監督が、改めてポール・ニューマンとロバート・レッドフォードを起用したサスペンスです。
さすがに二人とも格好が良いですね。そこに映るだけで画面に釘付けになります。
設定もストーリー展開も秀逸です。
大物マフィア相手の復讐譚。でも、ストーリー展開はリズミカルで軽快。良く練られた詐欺の仕掛けにも関わらず、凄く分かり易い。そしてクライマックスの素晴らしさ。
気になったのは殺し屋サリーノに係るところ。少し冗長に感じられ、軽快なストーリー展開を阻害してしまったように感じます。
あと、少し長かったかな・・・
それ以外は兎に角素晴らしい映画で、一見の価値がある秀作でした。
【”コンゲーム・ムービー”の嚆矢的作品、且つ傑作中の傑作でもある作品。メインテーマ曲の軽妙洒脱な「ジ・エンターテイナー」が彩りを添える粋な作品でもある。】
ー映画好きの父が持つ”マイ・シアター”で幼き頃から幾度も、鑑賞した作品。-
■冒頭の、ドイル・ロネガン(ロバート・ショー)の金、1万1千ドルをフッカー(ロバート・レッドフォード)と老詐欺師ルーサーが”集金係”から掠め取るシーンから物語は始まる。
若きフッカーは、取り分を一晩でロネガンが経営する賭博場のイカサマルーレットで”すって”しまう。
が、分け前を基に詐欺師から引退することを決めていたルーサーは、ロネガンの手下に殺されてしまう・・。
ーフッカーの金遣いの粗さから、二人の身元がバレ、ルーサーが殺されてしまう・・。ルーサーはフッカーに引退すると告げた時、ヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)を紹介していた・・。ー
■ここからは、章立てで、軽妙に物語は進む。
<Caution 以下、一部ネタバレあり・・。
うーん、この名作にこの言葉、意味があるのかなあ・・>
1.<段取り>
・ロネガンの唯一の嗜好、ポーカーのイカサマの仕方を調べたり・・
2.<引っ掛け>
・ゴンドーフは”ショー”と名前を偽り、車掌に賄賂を渡し、ロネガンが参加する列車内でのポーカーの座に就く。そしてロネガンの部下の目を欺き、彼のイカサマに対し、イカサマ返しをし、大金をせしめる。が、まだこれは序章。
3.<作り話>
・ゴンドーフの指示で、急ごしらえで、電信賭け屋を作るシーン。
4.<電信屋>
・フッカーが”ケリー”と名乗り、ロネガンに近づき、電信賭けで”少し”勝たせ、信頼を”少しづつ”得ていくシーン。そして、”ケリー”は”ショー”の組織を乗っ取りたいという思いを、少しづつロネガンに刷り込んでいく・・。
・だが、且つてフッカーに偽札をつかまされたスナイダー警部補が現れ・・。
5.<締め出し>
・用心深いロネガンが再び、電信屋と、”ケリー”の信憑性を確かめようと、賭けに現れるが”時間切れ”で賭けることは出来ず。
だが、情報通りの競馬の結果に満足するロネガン。
6.<とどめの一撃>
・そして、全てを信じ切ったロネガンは50万ドルが入ったトランクを下げ、電信屋に現れる・・。
ー この他にも、フッカーを付け狙うスナイパー、ロレッタ・サリーノの正体が露わになるシーンや、”FBI”を使って、邪魔なスナイダー警部補を騙すシーンなど、ゴンドーフの”先を見越した”打つ手、打つ手が見事である。-
<ルーサーの仇を討つために集まった詐欺師たちの数々の見事な連携プレーと、彼らを見事に采配するゴンドーフの姿。
そして、ルーサーの仇を討ったフッカーが ”やっつけただけで、十分だ!(貰っても)どうせ、”すってしまうし!”と言って、50万ドルの分け前を貰わずに、颯爽と去るシーンも実に”粋”な傑作である。>
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