「おうち-196」スティング かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-196
おしゃれのごちそう。
実家に帰ったら、「『スティング』もやってたから、録画しといた」と母。ほんと神ですか?
というわけで、インディ祭りに挟んでみました。
ちなみに過去2回くらい見ています。
初めてこの映画を観たのは小学生のとき。
もちろん録画なのですが、そのときに印象に残っていたシーンがスパイの女。
当時はこの映画のタイトルすら知らずに見ていたのですが、何年か経って、『ミッション・インポッシブル ゴーストプロトコル』を観た時。
冒頭で、イーサンの仲間のエージェントが、路地裏で女スパイ(レア・セドゥ)にサイレンサー付きのハンドガンで暗殺されるシーンがあって、このシーン、デジャヴだ!と何年か越しに感じました。
幼いながらに初めて「裏切り」を学んだのだと思います。
渋すぎるポール・ニューマンと美しすぎるロバート・レッドフォード(若い頃美しすぎ選手権では、アラン・ドロンといつもいい勝負しています、私の中で)。
どんだけスクリーンに映えるんだろう、この二人。
そして演出に脚本、セットやファッション、音楽、そのすべてがほんとにおしゃれ。
あのテーマ曲をバックに、各チャプターのタイトルが登場人物たちの絵とともに映し出されるのが、絵本のようにクラシカル、かつ粋な演出ですごく好き。
そして何度見ても飽きないストーリー。
何度見ても新鮮だし、さすが!と言ってしまうのはなぜ?
欲を言うなら、公開当時に生きていて見たかった。『オーシャンズ11』など、同じジャンルの映画を見てしまっていたりして目が肥えている分、当時ならもっと楽しめると思う。
リアルタイムで劇場で観た方がうらやましいです。
かいりさんへ
ま さ か ジョン・スコでカフェオレ? おじさん的にはジョンスコと酒類は切っても切れないw
Richard smithならhere there and everywhereとかSailsなんかお勧めします。お腹パンパンになるまでカフェオレ行けます、多分w
kossyさんへ
シンシナティ・キッド、と聞いて調べてみました。多分、TVで見てますが詳細は完全に忘却の彼方w
ノーマン・ジェイソン監督なんですね!今度、ジェイソン大会でもやってみますw
kossyさんへ
今年もよろしくお願いします🤲
Scott Joplin作曲とされているThe Entertainerですが、色んなCoverがあります。変わったところではイギリスのギタリストRichard Smithのバージョンとかクールでお勧めです!Youtubeで見れますよ!
かいりさんへ
Jon Scofieldと言うJazzのギタリストのアルバムで「Still Warm」って言うのがあって、その邦題が「鯔背」だったんです。もうね、この邦題を付けた人のセンスが死ぬほど好き!
bloodさんのコメント見て、なんで猫背なんだろう?と一瞬思ってしまいました。ちょっと眼鏡買い替えなきゃ・・・(汗)
高校時代、放課後の音楽室でスティングのテーマ曲をいきなり弾き始めた女の子がいて、ちょっと惚れそうになってしまいました。
ラグタイムピアノの名曲ジ・エンターティナー。この映画のオリジナルじゃないことを今調べて知りました!(滝汗)
お母さん、ホントに神ですね。また、その選択が素晴らしい!うちにも来てほしい…
そっか、お洒落なんですね。20代に名画座で最初に観た時から、なんだか、得も言われぬよさを感じてたんですが、そうか、そういうことか。納得。
したら、まだ観ぬ「オーシャンズ」シリーズも観るしかないですね〜。
かいりさんへ
明けましておめでとうさんです!
「鯔背」なんですよね、ポール・ニューマンもレッドフォードも。最近の現代劇では、粋とか鯔背とかを感じる事が少なくなりましたけど。西部劇や禁酒法時代あたりの男クサさ満タンの世界特有の雰囲気が大好きです!