スターマン 愛・宇宙はるかにのレビュー・感想・評価
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最後テーマ曲で全部持ってかれる!
カーペンター流宇宙人が恋人モノ!
ストーリーはまあよくある流れだが(今作がパイオニアなのか?)、ジェフ・ブリッジス演じるスターマンの仕草がどれも憎めない。
カレン・アレン演じるジェニーの、その辺にいそうな普通の人感、がとても好きになった。
ただ特撮大好きなカーペンター、ただのラブコメでは終わらない。
クレーターのシーン(本物のクレーター?掘ったの?)、ヘリを六機も投入する気合いの入れよう!
ラストでUFOが降下し、背景が赤くなり雪?が降るシーンがとても美しい。
最後、ジェニーの顔だけ映しテーマ曲が流れるところでTHE END。
宇宙人が出なくても、UFOの中が映らなくてもテーマ曲がかかると『いい映画だった〜』と思ってしまう。
カーペンターの楽曲でもとても効果的に使われてる一曲だとしみじみ思った。
徐々に馴染んでいったスターマン
カレンアレン扮するジェニーヘイデンは事故で亡くなった夫スコットを偲んでいた。ジェフブリッジス扮するスターマンは地球に不時着し、スコットに似せた姿でジェニーの前に突然現れたからジェニーは失神してしまった。
宇宙人だろうが亡くなった夫の姿で蘇って現れれば妻としては嬉しいにちがいない。ただ3日後までにアリゾナへ行かなければ死んでしまうと言った。
スターマンは最初はぎこちなかったけど、徐々に馴染んでいったね。ヒッチハイクしたり列車に乗ったり、突然愛が芽生えたり。ほのぼのしてなかなか良い作品だったね。
"ボイジャー探査機のレコード盤"
確かにジョン・カーペンター版『E.T.』かもしれない、カート・ラッセルの代わりにジェフ・ブリッジスが主演をと勝手に思いながら本作の演技でオスカーにノミネート、そこら辺の監督だったら納得の物語が撮ったのはカーペンターな訳で単純極まり無い、雇われだとしても彼の良さは皆無で製作総指揮を務めたマイケル・ダグラスのせいか!?
SFファンタジーかと思いきや物語も速攻で逃走劇のロードムービーに、普通に楽しめる娯楽作品ではあるが感動も薄めでやはりジョン・カーペンターが撮ったことにより多少の文句や不満が。
心 優しきスターマン
『遊星からの物体X』のジョン・カーペンター作品。
物体Xはただただ気味悪く恐ろしい宇宙からの訪問者?の話だったけど ここでは 宇宙人と人間(女性)とのひたすら美しい交流が描かれる。同じ監督が、宇宙人?を正反対に表現していて興味深い(^.^)。
この映画が公開された前後 『E .T』『未知との遭遇』など、友好的な宇宙人を描く映画が大ヒットした。それは、それ以前の 宇宙人=恐ろしいもの という概念をごっそり覆す画期的な映画の登場で、地球人のある意味 心の進化?を感じさせ、心地良い興奮を覚えた。この映画もそういう宇宙の隣人の良心を描いた優しい気持ちになれる作品。
この映画は 1977年に宇宙人?探査のために打ち上げられた(地球の言語や文化などを記録したディスク?を載せたボイジャーという名の)探査機の招きによって地球に訪れた宇宙人の話。このディスクにローリングストーンズの『サティスファクション』が刻まれてたことを この映画で知り、センス良いな!と感心した(^.^)
そして この映画音楽が素晴らしい!ラストに流れる優しく広大な宇宙を感じさせるテーマ曲は聴く度、ときめく。
ジェフ・ブリッジスの宇宙人が最高!ぎこちなく動き、表情を作る姿がまさに宇宙人!そしてめちゃチャーミング❣️アカデミー賞のノミネートは納得。
時に地球人の矛盾を突き、確かに!と面白く、恥ずかしくもある。次第に人間らしくなって行く様も自然で女性にすぐ共感してしまう。
カレン・アレン(美しい!可憐!)の 宇宙人に対する恐怖から次第に 信頼、尊敬、そして愛を感じるまでが、非常に丁寧に演じられていて列車の中でのシーンは切なくて、でも 希望と愛に満ちていて素敵だった。感動した。
政府の方針に逆らい、ボイジャーの精神を貫き、友愛を示した科学者?の描き方も良かった。
もう35年以上も前の作品。今もし この映画のような事が起きたら、地球人はどう反応するのだろう? なんだか当時より保守的で宇宙人から見たら退化したと思われるかもしれない…。?
アメリカの良き時代の宇宙ロマンス映画。
☆国際ファンタスティック映画祭でグランプリを受賞した『ヒドゥン』という作品も宇宙人がテーマでオススメ。こちらはアクションホラーSF という括りだが、人間ドラマも見れる良作♪
普通に良い映画なのに監督の先入観が強くて駄作にみえる
ETの真似だというならそもそもETの設定はこれまで古くから使われてきたと思うので批判にならないと思います。女優さんが綺麗でびっくり、こんなに綺麗な人だったの?純愛話だしラストは切ないしいい作品です。
でもでも、私が観た理由がジョン・カーペンターだから...えらい普通じゃないか、おいおいこのまま終わってしまう?え??感動的だけどそれ以外に「なんだ!これは!」とか「おいおいすげぇなB級じゃん!」みたいな驚きが無いままエンディング...やっぱり残念な
素敵なラブストーリーです。
エイリアンが友好的に人類と遭遇する当時スピルバーグ得意のストーリー。
ただ、エイリアンが主人公の死んだ旦那に変身して…
そこから特異なラブストーリーとなります。
なんとなくそこ後制作される「ゴースト」を思い出す展開…かな❓
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