劇場公開日 2007年1月20日

「良作邦画」それでもボクはやってない toさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0良作邦画

2022年4月18日
PCから投稿

痴漢裁判という、ごく身近な犯罪について取り上げた映画です。

自分も電車通勤している身なので、もし自分が痴漢と間違われたら
どんな行動をするか、何ができるのか考えながら見ていました。

映画の中で、オカマっぽい人がところどころ解説や説明を
してくれているので、そんな知識がなくても裁判までの流れや
専門用語など理解しながら見れるので、見ながら学べる感じで、
教育ビデオみたいでした。

痴漢裁判の今ある現状や、実際の裁判になった時の緊張感、
裁判官の執拗の質問攻め等リアルな描写がとても印象に残っています。

もし自分があんな立場になったら、泣くことしかできないんだろうなぁと。
自分は痴漢をしていないのに周りは「痴漢をした」と攻めくる。被害者もいる。
した証拠を見つけるのは簡単だが、していないという証拠を立証するのは遥かに難しい。

男は不利だ。

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