「司法制度の穴」それでもボクはやってない marさんの映画レビュー(感想・評価)
司法制度の穴
当たり前のように「悪魔の証明」を求めてくるような取り調べと裁判。
被害者、警察・検察、裁判官と、それぞれにはっきり悪意があるわけではないのに
ある種の怠慢さというか慣習というか思い込みというか、そういうのが積み重なって
結果「国家権力」によって小さな個人の人生がめちゃくちゃにされていく。
誰にでも起きうることだと思うし、そのことが下手なホラーよりもよっぽど怖い。
取り調べや裁判の過程など、かなり詳細な説明もしてくれるので
みんなが一度は見ておくべき作品だと感じた。
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