「真実への哲学」それでもボクはやってない カメさんの映画レビュー(感想・評価)
真実への哲学
個人評価:4.3
エンターテイナーの周防監督がとてもわかりやすく、映画作品として強いメッセージを伝えてくれている。
痴漢の加害者の実状と冤罪だけではなく、「真実とは」という哲学をも投げ掛けている。裁判所はもちろん、神ですら真実はわからない。唯一わかるのは自分だけだと。
それを周りに認知させたいと思うのは、自身への意義と、人間としての傲慢さが必要だと、見ていて感じた。
裁判は自分自身が生きる上で決めた哲学と、意義との格闘だ。
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