ソラリスのレビュー・感想・評価
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惑星ソラリス、 惑星自体に意思があるのか。 人間との接触にどんな意...
惑星ソラリス、
惑星自体に意思があるのか。
人間との接触にどんな意味があるのか。
宇宙船という孤独な空間で、
惑星ソラリスによる精神世界への干渉で
どんどん追い詰められていく。
原作を読んでいるので、
ストーリわかるのだが、
(オチは僕には難しかった)
前知識ないと、ストーリーに入り込むの少し難しいかも。
でも、
宇宙物のSF映画を見たっていう、
満足感はある。
良リメイク
あまりにも抽象的で間接的
難解。
スピリチュアルな空想の映画
原作と以前の作品ともに知らないが、原案はおもしろい。ソラリスという惑星(生命体)の調査中に起こる不思議な現象。ソラリスは人の記憶から人格のコピーを出現させる。死に別れた人との再会、にクルー達の戸惑いと愛情が交錯する、という内容。
神秘的な仕上がりにしたかった、というのはよく分かります。視覚的なSF映画というよりスピリチュアルな空想の映画。
しかし、恋人が蘇るラブストーリー色が濃いため、ソラリスの神秘性はいまいち伝わってこない。もう少しプラス要素があるとよかったが。
これ、傑作!
面白くない
分かり易い
うーん…
出現した妻とクリスの心の動きは良いのだが
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
「惑星ソラリス」というちょっとマニアックに人気のソビエトのSF映画があって、そのリメイクらしい。しかし前者は見ていませんし、それとはそれなりに違うより原作に近い映画ということらしい。
妻を悲劇的に亡くしたクリスと、クリスが見た夢から情報を得て突然出現した妻。その妻はソラリスの力と見られる要因によって合成されたものと考えられる。クリスはその合成の妻を通じて悲しみを埋めていく。このような現象が起き続けて人を惑わしていたわけだが、それが直接人を攻撃をしてきたり惑星や出現したものが統一した行動をとるわけではない。
出現したものは心の動きや悲しみや過去へのこだわりについての描写であり、宇宙がどうとかSFとかという話ではない。その心理描写が繊細で、ゆっくりと時間を取り戻していく。自責の念と哀しみに満ちた心が少しずつ現実と夢との間に溶け込み、最早地球での生活すらどうでもよくなるという気持ちと、現実に戻り乗員を救出し自らも帰還しなければという気持ちが葛藤するような部分はかなり面白い。
しかしどうも最後はどうなったのかよくわからない。主人公は帰還したのかソラリスに囚われたのか。ソラリスについてもよくわからない。あるいはそれがいったいなんの目的でそのようなことをしたのかもわからない。邪悪な意思があったのか、純粋に人の心に反応するだけのものなのか。いろいろなことが謎に包まれたまま映画は終わってしまう。
映画は謎を明らかにする必要はないが、わかりづらいものになっているのも確かである。そして当初のクリスと妻との心理の変化の場面に対して、この映画は何が主題だったのだろうかと思ってしまう。
うーん、不思議な映画。
切ない映像・切ない映画
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