劇場公開日 2002年6月1日

「素晴らしきエンタメ中国映画!」少林サッカー ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素晴らしきエンタメ中国映画!

2023年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

製作陣の方々はサッカーのルールを知っているのか?と思うほどのとんでもサッカー試合が繰り広げられるんだけどめちゃくちゃ笑ったし、面白かった!
トーナメントの先に進むほど人外の身体能力者が増えていき決勝戦はほぼ殺し合いになるという…。

一人一人の登場人物のキャラがちゃんと立っていて良かったし、友だち以上ロマンス未満のシンとムイの関係性も良かった。ムイが可愛い(坊主姿でも可愛い)。

笑いって文化が違うと笑いのツボも違うんだなーと思うことが多いけど、本作の練習の中で、食欲が止まらない師弟の卵が別のメンバーの口に放りこまれる→襲われるのくだりが繰り返されるあたりは「天丼かよ!」と思わず笑ってしまう。

アクションも派手だし、少林寺拳法チームがサッカーチームとして成長?していくシーンも良いし、悪徳監督にリベンジを果たす監督も良かったし、謎のミュージカル要素(物語序盤で踊り出す謎のモブ)もあり、盛りだくさんの楽しいエンタメ映画だった。

ラスト、シンの悲願であった少林寺拳法の普及啓発が成功する(これはこれでやばい世界)のも、ストーリーとして痛快で良かったよね。
いやー、深く考えずに楽しめる良い映画だった!

ゆめ