「【ワイヤーアクション、特殊映像テンコ盛り、少林寺拳法ミックスサッカームービー。2021年現在に再度鑑賞すると、イロイロと感慨深い作品。映画の面白さをシンプルに詰め込んだ作品でもある。】」少林サッカー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ワイヤーアクション、特殊映像テンコ盛り、少林寺拳法ミックスサッカームービー。2021年現在に再度鑑賞すると、イロイロと感慨深い作品。映画の面白さをシンプルに詰め込んだ作品でもある。】
ー 今作を観たのは、中学生くらいだったか・・。
TVの吹き替え版で鑑賞したが、今までにない、斬新な特殊映像の数々のシーンに魅入られたモノである。ー
・ストーリーは分かりやすく”黄金の右”を駆使してサッカー界で輝いていたとァンが驕り故に、ハンを見下していた時から、ハンのファンに対する復讐のため、今や立場は逆転。
サッカー界に訓練するハンと、落ちぶれた”黄金の右”をつぶされたファンの姿。
・そんな時にファンが出会った、”少林寺を世界に広める”と言う壮大な夢を持つが、乞食のような恰好をしたシン(チャウ・シンチー:既に大スターだったが、今作の世界的なヒットで盤石の地位を築く。)の”怪力鋼鉄の脚”から蹴り出される、空き缶やサッカーボールの漫画のような映像表現。
ー 面白かったのだよねえ・・。中学生にとっては・・。ー
・シンが出会った街の饅頭屋の“顔に自信がない”お姉さんムイ(ヴィッキー・チャオ:中国の女優、そして女性映画監督として大活躍!)の少林寺拳法を取り入れた鮮やかな手捌き。
ー シンはムイと出会ったときから、その手捌きに惚れ込み”美人だ・・。自信を持って・・。”と励ます。ムイはシンのボロボロの靴を手直しする・・。ー
◆見所
・何といっても、ファンが率いる混成サッカーチーム“少林”が、ハンが主催するサッカー全国大会に出場して、勝ち進んでいく有り得ないサッカー?シーンの数々である。
シンの5人のうだつの上がらない兄弟子たちを説得し、更にライバルチームも吸収して大会を勝ち進んで行く姿。
ワイヤーアクションだけでなく、特殊効果映像の数々。
又、サッカーチーム“少林”のゴールキーパーが、ブルース・リーにソックリなのも笑える。
そして、そのGKが薬物を使用した相手チームの雨霰のシュートにより退場した後に現れた、頭つるつるに反り上げたムイ。
相手シュートを巧みな技で防ぎ、サッカーチーム“少林”は、栄光の座に就く。
<今、この作品を劇場で観たらイロイロ言われると思う。(良くできていると思うが・・)
だが、今作をTVで観た際の面白さは(特に後半)は、未だ忘れ難いし、少林寺ミックスサッカーという斬新なアイディア及び、今作が後世に残した影響を考えると、大変意味ある作品であると思う。
単なる郷愁ではない事を敢えて、申し添える。>
NOBUさん、こんばんは。何の映画がきっかけか忘れてしまったのですが赤江瀑の『オイディプスの刃』の第1章読みました。次の章が楽しみです。好きな傾向の作品です。嬉しいです。ご紹介頂きありがとうございます。お礼まで。
NOBUさんもご覧になってたんですね!私は大人になってから見たのですが、世の中にこんなに笑える映画があるのか✴️と感動しました!今日は久しぶりの映画館!ベルモンドを3本見ました💕