スカーフェイスのレビュー・感想・評価
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何故お前を?
こないだ鑑賞してきました🎬
トニーを演じたアル・パチーノの目が良いですね🙂
彼は誰が相手でも、思ったことは口に出すタイプ。
しかし肝っ玉の強さは本物で、目の前で仲間が殺されても取り乱したりはしません。
一方でキレると手が付けられない一面もあり、裏社会で頭角を現していきますが…。
仕草や表情、口調でトニーの性格を表現するアル・パチーノの演技に脱帽です🫡
フランクと懇意の女性エルビラを演じるのは、ミシェル・ファイファー🙂
映画の中でマフィアと一緒にいる女性は大体ツンとしてますが、彼女もご多分に漏れず。
一目見た時から彼女を気に入ったトニーは、積極的に話しかけるもつれない態度。
しかしめげないトニーに、段々と話すようになります🙂
ミシェル・ファイファーは今も凛として綺麗ですが、この彼女は若い頃特有の魅力に溢れてますね👍
籠の中の小鳥のようでありながら、女性としての強さは失わない…そんな雰囲気がありました🤔
どこからどうみてもクライム映画ですが、このジャンルが好きな方にはおすすめの一本です❗
アル・カポネ
アンタッチャブルを見て、アル・カポネ繋がりでスカーフェイスを見た。
スカーフェイスっていうは名前は有名なためよく聞いていたが、やっと興味が出たので見た。
アル・カポネの映画だと思っていたが、キャラの題材にしただけで名前も映画の中身もフィクションだった。
他の映画やTVショーでよく使われている「Say hello to my little friends」を見れて感動した。
途中だらけた感あるが、ラスト20分くらいは見応えがあって良かった。
頂点まで登り詰めたのに転落の仕方が悲しい、、
妹が可哀想。コカインは怖いね〜
もっと集中して見ればよかった、と思った。がとりあえずこんなに有名な映画をやっと見れて良かった!
亡命キューバ人が麻薬王にまでのしあがる話
・常にある殺人(殺す/殺される)への緊張感
・裏切りの緊張感
・恋愛(略奪愛/妹への不貞恋愛)
・善(警察)が悪(麻薬組織)と手を結ぶことへの憤り
・悪が悪を退治する矛盾
・家族関係(母、妹)
そんなにいいか?
ストーリーは関係なし。
最後の銃撃戦だけ見せたかったんじゃないのかと勘繰ってしまう。
ワイルド・バンチの方が数段イイ。
気がふれた演技をしたら演技力があることになるのか?
ギャング映画に限っても、他にもっといい映画はある。
どこまでも拭えない劣等感
Netflixで久々に観賞。
3時間近い大作で、展開も型通りではあるものの、やはり名作だと改めて実感した。
アルパチーノの名演が光ることは言うまでもないが、演じ方、描かれ方は、ゴッドファーザーとは明らかに違う。
言うなれば、どこまでも劣等感を拭えない“小物”。コカインで成り上がり、金と女と組織を手に入れても、家族や仲間を信頼できず、本当の一流とは程遠い。
欲望に従順で、度胸があり、人間臭い魅力に溢れているが、それでも男が惚れる任侠さはなく、そのことにどこか気づいているトニーの悲しさが、ラストの壮絶な死に様に表れている。
そういう小物が主人公であるにも関わらず、長時間の本作を見切ってしまうのは、やはりアルパチーノならではなのだろう。
小物なのに、どこか魅力がある、そういう表現をアルパチーノが可能にしている。
展開の早さやインパクトが重視される昨今、表現の可能性を改めて考えたくなる一作だった。
50点
チンピラからの成り上がり。
まぁ誰にも媚びず自信家で偉そうで
気に入らない物は全て排除の自己中
誰でもこうなるのかこの人だけが
不器用なだけなのか
演出はダサくまぁそんな大きな内容はない
任侠映画好きには好かれそうって感じ!
これならボヘミアンラプソティの方がいい
オレの商売道具はガッツと信用だ!
アルパチーノ演じるトニーモンタナがマフィアとして上り詰め没落する話。移民としてアメリカにやってきたトニーは人種差別を受けるがそんなのをもろともしない姿勢は尊敬できる。この映画はパルプフィックションまではfワードが最も多い映画とされたらしいw。それもそのはずアルパチーノのマシンガントークがとてもコミカルだ。そして有名なラストシーンはラリったトニーがマシンガンをぶっ放すとても爽快なものだ。
堕ちていく様が凄く良かった
・コカインで成り上がっていくキューバ人が主人公っていうのが良かった。
・アル・パチーノがのし上がっていくも堕落していく様が凄く良かった。自宅の防衛に儲けの12%をかけてるのが面白かった。女子供は殺せないと頑なに命令を拒んだのも良かった。
・ミシェル・ファイファーが魅力的だった。
・雨に唄えばを観てから観たせいか、こっちはコカインであっちは俳優で成功して…とダブって観えた。
・妹がそんなに話にかかわらない気がしていたけどかなり本筋に関わってきて最終的に狂って兄貴であるアル・パチーノの家に入るのも嫌でたまらないと絶叫した後、殺そうとしたのが切ないながらも良かった。
・人間、あんなに自己中心的になるとああなるんだよなとしみじみ思った。
後からくる
最初は?と思ったけど、
次の日になってみると
良さが沁みだしてくる。
最悪の環境で、犯罪に手を染めてでも「這い上がってやる」と思って
全てを手にし、銃弾を浴びて死んでしまった主人公。
何を手にしたかったのだろう。
お金を手にし、権力を手にすれば幸せになれると思ったのだろうか。
貧しさは幸せになる切符を手にしがたい。
最愛の人を失い、己の生も奪ってしまうから。
例えお金を手に入れても。
途方もなく美しく悲しい男の生き様を描いている秀作。
ただただ、悲しいと思う。
得るということは失うことへのフラグである。
だってそれは社会に反したものを土台にしてるんだもの。
悪い道に走っちゃしょうがない。
それしか生きていけなくても。
でもダメ。
でもアル・パチーノならOK
そんな感じ。
大興奮
カナザワ映画祭で見た。座席がなんかゴツゴツして座りにくいと思っていたら、最後アルパチーノがグレネードランチャーを発射したらすごくビリビリして、びっくりした。その振動の装置が仕込まれていたのだった。
コカインを死ぬほど吸い込んで、体中に武器を巻き付けて派手に大暴れして死ぬのは最高な感じがする。
(追記2015.03.11)
イオンのシネパスで見た。前回はちょっとウトウトしてしまったのだが、初めて通してきちんと見たところあまりのすさまじさにびっくりした。超面白い!
ボスの彼女を平気でナンパするところは岡田斗司夫さんを彷彿とさせたのだが、トニーには言葉に嘘がないところが全く違っていた。「オレにかなうやつはいない」と言いながら蜂の巣にされて死んで行くのは「人間はオレだけで、残りは犬か虫」とのたまう岡田斗司夫さんのようで、現在ネット界で蜂の巣状態であることを彷彿とさせた。
決してトニー・モンタナが岡田さんのような男であるといいたいわけではないのだが、思い上がりが甚だしく、足るを知らないところなど似た側面はある。岡田さんのような邪悪さや嫌ったらしさはないしケチでもないので、そこは強調しておきたい。
ミシェル・ファイファーが美人すぎて、確かにボスの女であっても横取りしたくなる気持ちはわかる。ただ美人であるだけでジャンキーだし全く楽しくない人物であり、本人もつらそうだった。「女ってのは朝起きて服を着て、また着替えて一日が終わる」とボスが言っていたのが面白かった。「私たちは負けたのよ、どこにも勝ち目なんかないわ」と言って去っていくのが印象的だった。
トニーがチンピラから出世して行く感じがすごく自然に描かれていた。アクションシーンも最高だ。何年かに一度は見返す必要がある素晴らしい映画だった。大傑作。
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