SHINOBIのレビュー・感想・評価
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カラフルな忍者たち。
いくらビジュアル重視の忍法帖でも派手すぎる。しかも、俳優の演技には全く期待できない。こんな映画が面白いわけなかろうとタカを括っていたら、意外とのめり込んでしまう。伊賀五人衆、甲賀五人衆ともにVFXをフルに活かして独特の技を繰り出す様子は、日本史も時代劇も不得手な者であっても十分に楽しめるのです。ただ、これだけビジュアルを重視するのなら、チャン・イーモウの『HERO』『LOVERS』のようにそれぞれのシーンに色のこだわりを持たせるとかしないと、従来の時代劇のセットにカラフルな衣装が浮いてしまいます。どうしても子供向けの色彩感覚ととらえられてしまうのですよね。
仲間由紀恵の演技は予想通り。たどたどしい台詞がオダギリジョーにまで感染しています。良かったのは筑摩小四郎役の虎牙光揮と陽炎役の黒谷友香であろうか。もうちょっとギャラをはずめば千葉真一をキャスティングすることもできたであろうに・・・と考えてもみたけど、服部半蔵と柳生十兵衛のどちらがいいのだ?
世継ぎを決めるためだけで、権力者による強制される無意味な戦い。反対することが二人の恋愛のためであろうが、殺し合うことは無慈悲だ。スパイ、兵士として育てられ、用済みとなったら抹殺されてしまう。いつの時代にもこうした悲劇は存在する。
【2005年映画館にて】
これはコマンドー的な隠れた傑作ですよ
よく作りました。
キャストに感動
仲間由紀恵の美しさ以外、凡作の運命(さだめ)…
見るのは公開以来。
その時から思ってたのだが、相当原作と違うのだろうと。
しかし、Wikipediaで原作のあらすじを見てみると、脚色点は多々あるようだが、一応は原作通り話は沿ってある。
即ち、
伊賀と甲賀、敵対する2大忍者勢力。
朧と弦之介、それぞれの後継者である若い男女の許されざる恋。
徳川の命により、存続を懸けて、それぞれ選ばれた5人の忍びが闘う。
その中に、朧と弦之介も…。
だけど、原作未読の者でもコレジャナイ感を感じてしまう。
山田風太郎の原作『甲賀忍法帖』は、闘う事しか出来ない忍びの者の哀しき運命(さだめ)や『ロミオとジュリエット』的悲恋もありつつも、もっと忍術や妖術や奇術のエンターテイメントだと思う。
勿論本作も、それらを駆使して繰り広げられるアクション・エンターテイメントではあるが、一体どの層をターゲットにしているのか。
美形スターや悲恋やスタイリッシュなアクションで若者向けだが、原作の『甲賀忍法帖』に慣れ親しんだオールド・ファンが見れば青臭い作りに辟易するだろうし、忍者アクションに期待して見ればショボいワイヤーアクションや拙いCGはもうちょっと何とかならなかったものかと思う。
かと言ってメインターゲットである若者も楽しめるかどうか疑問で、結局はミーハーなファン向け。
作りも狙いも何とも残念な運命(さだめ)…。
豪華実力派たちによる個性的なキャラは見てて面白い。中でも、椎名桔平の怪演とセクシーな黒谷友香。
だけどやはり、仲間由紀恵。
仲間由紀恵の美しさを見るのならばほぼ満点。
『TRICK』や『ごくせん』などコミカルな役が人気だが、こういうシリアスな役をやると、その美しさが際立つ。
時代モノも合う。
改めて、見惚れるね~。
バジリスク甲賀忍法帖の実写版
原作の【バジリスク甲賀忍法帖】のファンです(*^_^*)
ひょんな事から、バジリスクの実写版映画がある事を知り
契約しているVODに作品があったので観ました。
原作を知っているので、ちょっと違うストーリーとキャラ崩壊にはガッカリですが
大まかな内容としては合っているので良いかなと思います。
個人的には朧、夜叉丸、天膳、蛍火、陽炎は原作のキャライメージを守れてたかなと思います\(^o^)/
左衛門と念鬼にはキャラ崩壊しすぎて・・は??誰?みたいな(笑)
小四郎に至っては原作は伊賀側なのに映画では甲賀側だし
普通に手裏剣が得意な人になってるしwwww
でも原作ファンにしか分からないネタが満載でした\(^o^)/
天膳が小四郎の木彫り持ってるのワロタww
室賀豹馬が地虫十兵衛の星占いやってたり・・・
原作ファンにはニヤニヤもんでした(笑)
当時の最新のVFXとCGですが、とっても違和感ありますww
でも邦画にしては頑張ってる方じゃないでしょうヵ。
好きな人と戦わなければならない運命・・・
悲しいですね。。。(TдT)
忍者版ロミジュリってとこでしょうか。
原作を知らないで見るとつまらない映画だと思います。
知ってから見るとちょっとニヤつくww
それだけかな(笑)
キャストは素晴らしい
(原作未読)ストーリーはベタだがキャラクターが美しい。オダギリが少々惜しい。
久しぶりにすばらしい邦画を観たと思う
スーパーヒーローものを発展させただけ
総合:60点
ストーリー:60
キャスト:65
演出:55
ビジュアル:60
音楽:
特殊技術で派手な忍術を再現した娯楽活劇作品なのだが、悪く言えば子供騙しのようにも見える。いろんな忍者と忍術が出てくるのだが、なんとなく子供向けのスーパーヒーローものを基にして、時代劇の悲劇版に発展させただけのような印象を受けた。豪華俳優陣でそれなりに見えるが、素晴らしいというには物語も活劇もあと一つ質感が足りないように感じる。
忍びの世界は儚く美しい
対立する伊賀忍者と甲賀忍者
その若である二人の許されない恋
日本風ロミオとジュリエット
ばりばりのワイヤーアクション。
私はワイヤーアクション好きなので観ていて楽しかったです。
映像も美しさにこだわってて楽しめました!
オダギリジョーがかっこよかったです。
ストーリーはありきたりといえばありきたりかもしれませんが、映画として総合的にみると私は凄く好きです。
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