星になった少年 Shining Boy and Little Randyのレビュー・感想・評価
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スピリチュアルだゾウ
インドのガネーシャは「夢をかなえるゾウ」でも有名ですが、タイでも白い象が仏陀の化身として神聖化されていることを本作で知りました。そんなタイで象使いの修行をした少年というか青年、哲夢(柳楽優弥)の実話をベースとした感動作です。家庭の事情でちょっと影のある青年は、「誰も知らない」(04)に少し重なりましたが、柳楽優弥だからこその雰囲気がぴったりな気がしました。彼や蒼井優さんが登場すると途端に引き込まれてしまうのは、やはり演技力のなせる技なのでしょうか。とりわけ、ラストシーンは蒼井優の存在感に負うところが大きかったように感じました。象が涙を流すシーンなどその演技力(?)も見事でした!(笑)
象と会話する少年。
柳楽優弥二作目の映画。
誰も知らないから1年経って声も変わり少し大きくなった。今作は象使いを描いた作品。象の扱い方とかタイの言葉とか違和感なく出来てスゴい。象とのふれあいや自然に溶け込んでいるところとか。ちょっとアドベンチャーな感じもしましたが。まあ……。 滝のところとかもね
象がサッカーをしたり絵を描いたりコミュニケーションが出来る動物だった事が驚きでした。
蒼井優とお母さんの話のなかで哲が象使いになった理由はお母さんが象が好きだから。と聞いた時は(涙が)自然と。
お母さんが大好きだった少年。三つ星になって夜空に輝いている。
予告編の常盤貴子の号泣シーンでウルウルしてしまった
予告編の常盤貴子の号泣シーンでウルウルしてしまったけど、本編でもやはりやられてしまった・・・何だか騙されてる?
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は好きです。彼は犬や馬の心が読めるのですよ!すごいじゃありませんか。今までも、“子犬に餌を与えるときに手に餌を乗せて食べさせるとよい”という裏技は役に立ちましたし、ペットの飼い方については大変参考になる番組でした。この『星になった少年』も柳楽優弥くんが象の言葉を理解するのです。そして唐突にタイへ行って象使いになると言い出す優弥くん。家計は苦しかったけど、彼を単身タイへ行かせてあげる家族。タイ語の勉強、留学決定のターニングポイントや心の葛藤をほとんど端折って、タイでの修行に励みます。
あっという間に次々とシーンは変わり、日本で初めての象使いのショーを開催することになるのですが、この展開に小さなお子様たちはついていけたのでしょうか。ドキュメンタリータッチにするなら許される手法なのでしょうけど、これはファミリー映画です。大人が観れば伏線も理解でき、目を潤す準備もできるのでしょうけど、幼い観客は、動物を使ったあざとさと若くして死ぬ主人公に感動できたのでしょうか?
なんだかんだ言っても、武田鉄矢の劇中劇、常盤貴子・蒼井優の自然な演技によって救われ、坂本龍一の音楽の効果もあって、泣かされてしまいます。意外と良かったのは親子の愛…中でも継父との関係や、義理の弟も上手く演出されていました。
DVD200円ゲットシリーズ。若き柳楽優弥。 そろそろ泣ける映画を...
DVD200円ゲットシリーズ。若き柳楽優弥。
そろそろ泣ける映画を、ということでチョイス。
結果は泣けず。
この作品、展開があまりに唐突。突然象が使えるようになり、突然友と仲良くなる。これがクライマックスまで続く。
人間関係にも深みが感じられないのでどうにも感情移入ができなかった。無駄遣いに終わった蒼井優が可愛そうであった。
お話はいいと思うんですがねえ。
ゾウ使いの少年とゾウの絆
牧場経営の家庭で生まれ育った少年が、ゾウ使いになるために中学生でたった一人でゾウ学校へ留学。
日本でも動物くさいといじめられ、タイでも下手くそといじめられ辛い人生を歩むが、決して一人前のゾウ使いになることを諦めなかった。
少年がゾウにこだわった理由→知ってるのに何回聞いても見ても号泣する1シーン。
少年とゾウの絆だけを描いた映画ではなかった。深い。そして柳楽優弥さすがの演技力!
予想を超えるものではありませんでした
“像使いを目指した少年の物語”という程度の予備知識しかない状態で見ました。ストーリーは予想を超えるものではありませんでしたし、割と淡々と進んでいく印象でした。
でも、柳楽優弥を初めとする主要な俳優陣の演技はよかったし、ランディやスマイルを見ているだけで和みます。
常盤貴子の母親役は美女過ぎで若過ぎな気がします。見ている方としては嬉しいけど…。
ふ~ん、へぇ~、ほ~。。。
「誰も知らない」で一躍世に躍り出た柳楽優弥の新作。
象の楽園づくりを夢見、タイにいって象使いを目指した実在した少年の映画化だとか。片親の母親を常盤貴子が演じ、ヒロインは蒼井優。
感想は、観ている途中から消化不良感がつねに心に宿っている。題材の素材を監督さんがまったく活かしてないからなのでしょう。適当につくったと受け止められてもおかしくないくらいだらけた展開。坂本龍一氏の音楽は妙にセンチメンタルすぎる。とりあえず豪華な顔ぶれをそろえて惨敗したオリンピックチームみたいな映画。1時間53分がとにかく長かった。
でも「誰も知らない」以降それとなくウォッチしつづけた柳楽優弥くん、俳優としてたどってきた道は間違ってない。ゆっくりいきましょう。
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