星になった少年 Shining Boy and Little Randyのレビュー・感想・評価
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象って凄
前情報全く無しで視聴。
結末はタイトル通りなのか?と想像しながら観る事になるのでソワソワする。
少年の状態で死ぬのかな?
もしかしてタイで死んでしまう?
白い象のイタズラ、絶対伏線だろ?
象と心が繋がらない状態では死なないよね?
なんて考えながら、柳楽君の醸し出す、繊細さ
や無愛想さや危なっかしさがソワソワを増長する。
一方、ストーリーは想像に反して結構ノーマル。
象と話せると言い出すテツ。
出来れば、ただの「象使い」ではなく、
スペシャルな才能や能力、象への愛の突き抜け方
が表現されて欲しかった。
それにしても、象がこんなに頭が良いとは、これが一番びっくり。
アジアゾウとテツ
柳楽優弥さんが扮する小川哲夢は、実在した坂本哲夢さんがモデルになっています。生前の坂本哲夢さんのことを 母親である坂本小百合さんが『ちび象ランディと星になった少年』という本にしています。それをもとにして、登場人物の名前を変え ファンタジーとして映画製作したものです。登場する動物たちは 全て CGを使用せず 本物に演技をさせて 撮影しました。
柳楽優弥さんが 実際にタイ語を覚えたり、本当にアジアゾウと戯れていて、素朴で素晴らしい作品です。
冒頭、小さい人や老人向けのような愉快なギャグで、明るい雰囲氣を感じました。音楽は坂本龍一さんが担当していて、どんな場面なのか説明不足の部分をカバーしていたと思います。
タイに行くまでの間、学校でイジメられたり、佐藤二朗さん扮する先生から嫌がらせ行為をされたりして引き込まれました。母親からタイに行く許可をもらった場面、ここで感動しました。
タイに滞在中パートの、アジアゾウのファーとテツの交流も 感動しました。
タイから戻ってきて、動物園で懐かしい「Diamonds <ダイアモンド>」(プリンセスプリンセス)の後、哲夢が蒼井優さん扮する村上絵美と出会う場面は なんだか ちょっとワクワクしました。アジアゾウとテツヤ(武田鉄矢さん)の映画制作のシーンも良かったです。
哲夢の事故の後、屋根の上での二人の女性の会話も良かったです。
ラスト、哲夢がアジアゾウになったような描写で終わり、ファンタジーとは このことかと 納得しました。
【夢を叶え象使いになった少年の半生を、若き柳楽優弥さんが演じた作品。タイでの修行や両親との対立と和解、蒼井優さん演じる少女との淡い恋を描いたヒューマンドラマ。】
ー 実在の少年の生涯を描いた点に驚くと共に、若き柳楽優弥さんの確かなる演技に魅入られる作品。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・少年テツの母親を演じた常盤貴子さんの魅力も今作を際立たせている。動物好きで、象を飼おうと言い出して、皆を驚かせる姿。
・そして、母の念願だった象・ミッキーとランディがやって来る。
象の声が聞こえるテツは象使いになりたいと思い立ち、両親の反対を押し切って単身タイの象学校に留学する。
・タイで、象使いの修行をするテツの姿。食事に慣れず、孤独感を深め象の声も聞こえなくなって、任された小象ファーが行方不明になり森へ入って行くシーン。
滝つぼに落ちそうになったテツをファーが助けるシーンを含め、今作では象の演技も凄いのである。
・テツのガールフレンドを演じた蒼井優さんも印象的である。柳楽さん、蒼井さんとも今では邦画を代表する俳優であるが、お若い頃から凄い存在感を発している。
そんな彼女が、テツが事故により夭逝した後に、屋根に上ってテツの写真を脇に置いて座っているテツの母を訪ねるシーンは沁みる。
”何で、テツが象使いになりたかったか、知っていますか。テッチャンには絶対言うなと言われていたんですが。お母さんが象が好きだったからですよ。”
その言葉を聞き、号泣する母の姿。
<今作は、実在した日本初の象使いの少年が成長する半生を、若き柳楽優弥さんが見事に演じた作品なのである。>
20年
市原ぞうの国
柳楽優弥目当てで見た。
途中までは起伏がない映画だなぁと思ったが、終盤大泣きした。
タイトルが「星になった少年」だから覚悟はしてたけど唐突すぎて辛かった、、。
彼女と母親の会話が号泣した。
「象を好きなった理由がお母さんが象が大好きだから。振り向いて欲しかった」みたいな
まさかの途中のタイの子供たちのドッキリが伏線だったとは。(命が短くなる代わりに象になれる)
親子関係が結構縺れてた。
この映画に出てきた動物園が後の市原ぞうの国らしい。
また、途中の武田鉄矢のシーンは、「子象物語」という実際の映画でランディを起用したシーンらしい。
一気に現実味を帯びた。
スピリチュアルだゾウ
象と会話する少年。
像使いとランディの絆
日本人初の像使いとなった坂本哲夢さんとランディの絆に泣きそうでした。
しかし交通事故でわずか20歳で亡くなったときはランディはどんな気持ちだったのか。
もし坂本さんがまだこの世に生きてたら全国でのショーを成功していたと思います。
※この映画には、佐藤二朗さんが高校教師の役で小手伸也さんがコンパニオンの役で出ています。
予告編の常盤貴子の号泣シーンでウルウルしてしまった
予告編の常盤貴子の号泣シーンでウルウルしてしまったけど、本編でもやはりやられてしまった・・・何だか騙されてる?
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は好きです。彼は犬や馬の心が読めるのですよ!すごいじゃありませんか。今までも、“子犬に餌を与えるときに手に餌を乗せて食べさせるとよい”という裏技は役に立ちましたし、ペットの飼い方については大変参考になる番組でした。この『星になった少年』も柳楽優弥くんが象の言葉を理解するのです。そして唐突にタイへ行って象使いになると言い出す優弥くん。家計は苦しかったけど、彼を単身タイへ行かせてあげる家族。タイ語の勉強、留学決定のターニングポイントや心の葛藤をほとんど端折って、タイでの修行に励みます。
あっという間に次々とシーンは変わり、日本で初めての象使いのショーを開催することになるのですが、この展開に小さなお子様たちはついていけたのでしょうか。ドキュメンタリータッチにするなら許される手法なのでしょうけど、これはファミリー映画です。大人が観れば伏線も理解でき、目を潤す準備もできるのでしょうけど、幼い観客は、動物を使ったあざとさと若くして死ぬ主人公に感動できたのでしょうか?
なんだかんだ言っても、武田鉄矢の劇中劇、常盤貴子・蒼井優の自然な演技によって救われ、坂本龍一の音楽の効果もあって、泣かされてしまいます。意外と良かったのは親子の愛…中でも継父との関係や、義理の弟も上手く演出されていました。
DVD200円ゲットシリーズ。若き柳楽優弥。 そろそろ泣ける映画を...
ゾウ使いの少年とゾウの絆
((((;゚Д゚)))))))
内容のわりに音楽が不穏。
おうちが動物園なのに母親のあの態度。
ぞうって、青い海が似合うんだねぇ。かっこいいなあ。
わたしも乗ってみたいなぁ。
柳楽くんが大好き︎
一緒に生きるためには、ルールが必要なんだ
映画「星になった少年」shining Boy&Little Randy(河毛俊作監督)から。
実話を基に描かれた、日本人初の象使いとなった少年の生涯。
象って、こんなに賢かったの?と驚くことばかりであった。
タイで象使いの修行を終え帰国した彼が、日本に残していた
象のランディに再びしつけをしているシーン。
「お前の気持ちを僕に伝えるだけじゃダメなんだ。
一緒に生きるためには、ルールが必要なんだ。
それを覚えなきゃダメだよ」
優しい中にも厳しさを加え、彼が逞しく感じられた。
メモを整理しながら、この台詞、現代の子どもたち、いや大人たちにも
教えたいな、と思った。
そう言えば、物語とあまり関係ないが、こんな知識もあった。
「タイでは、仏様の前世が白象だと言われているんだ。
だから私たちは、象を大切にし、象を国中で祀っている」
思い出したのは、静岡県立美術館で所蔵している、
伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」、右隻「獣尽くし」中央には、白い象。
もしかしたら、仏様のつもりで描いたのかなぁ。
感動を味わえる
像と像使いの少年の絆が分かる、感動物の映画です。
最初はぎこちない関係ですが、確実に深まるのが分かります。特に、最後の場面では深い信頼関係と言うのが目に見えて来ます。
自然と泣けるのは、その最後の場面でした。映画などでは私は泣く方ではないですが、実話のこれは素直に泣けました。
感動を味わいたい人にはぜひともおススメしたいです!
予想を超えるものではありませんでした
ふ~ん、へぇ~、ほ~。。。
「誰も知らない」で一躍世に躍り出た柳楽優弥の新作。
象の楽園づくりを夢見、タイにいって象使いを目指した実在した少年の映画化だとか。片親の母親を常盤貴子が演じ、ヒロインは蒼井優。
感想は、観ている途中から消化不良感がつねに心に宿っている。題材の素材を監督さんがまったく活かしてないからなのでしょう。適当につくったと受け止められてもおかしくないくらいだらけた展開。坂本龍一氏の音楽は妙にセンチメンタルすぎる。とりあえず豪華な顔ぶれをそろえて惨敗したオリンピックチームみたいな映画。1時間53分がとにかく長かった。
でも「誰も知らない」以降それとなくウォッチしつづけた柳楽優弥くん、俳優としてたどってきた道は間違ってない。ゆっくりいきましょう。
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