「あ〜…」千と千尋の神隠し のさんの映画レビュー(感想・評価)
あ〜…
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これはいいっすね。
この読後感は日本人なら嫌いな人いないっす…。
大人になった今思うことといえば、千尋がかわいそうっすね。ハクのこと、あの世界のこと、みんなが助けてくれたこと、自分一人でも頑張ったこと、現実では千尋以外誰も覚えてないんだからね。お父さんとお母さんに話しても通じるわけないし、一生忘れられるはずもないし、誰とも共有できない懐かしい記憶を一人で持ち続けて大人になるのってけっこうしんどいっす。
ここからは私個人の単純な妄想。千尋は現実世界で多分もうハクに会うことはないでしょうけど、「ハクがきっとどこかで見守ってくれている」「頑張って生きていればきっとまたハクに会える」という気持ちがこれから先千尋の挫けそうな心を折に触れて何度だって支えてくれるのでしょう。それは、いつもそばにいるのと、何度も出会っているのと同じこと。もう二度と一生出会うことがなくてもね。主題歌の「いつも何度でも」も大好きです。
千尋にはどうかまっすぐ大人になってほしいね。
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