「決して嫌いな作品とか駄作とか思わないけど…」SAYURI 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
決して嫌いな作品とか駄作とか思わないけど…
中国人俳優が日本人を演じて英語の台詞を喋る。日本人俳優も日本人を演じて英語を喋る。
なんとも奇妙な感じや無国籍ムード漂う。
一種のファンタジーとして見るのが正解。
物語は非常にドラマチックで映画向き。(全米ベストセラー小説の映画化)
「シカゴ」のオスカースタッフと、スピルバーグ組のベテランスタッフがタッグし、贅沢。
でも、日本で日本のベテラン監督(五社英雄とか市川崑とか)が撮ったら、なかなかな文芸作品になってたんだろうなぁ…と、つい思ってしまう。
この作品の映像化を熱望していたプロデューサーのスピルバーグにとって、本当に望む形で映像化されたのかな?
残念というより惜しい作品。
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