「猟奇的殺人鬼・ジグソウのお目見え!!」ソウ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
猟奇的殺人鬼・ジグソウのお目見え!!
ラストに完全に騙されました。
してやられた感100%。
ある意味で「ソウ・シリーズ」の中で一番出来が良い。
2004年(アメリカ)監督:ジェームズ・ワン。脚本:リー・ワネル。
2021年9月には最新作「スパイラル:ソウオールリセット」が公開された。
製作費:120万ドル。この映画をジェームズ・ワンはわずか18日間で取り終えた。
密室に閉じ込められ、脚を鎖で固定されたふたり。外科医のゴードンと、アダム。
アダムを演じたリー・ワネルは脚本を担当。
その後リー・ワネルは、
「アップグレード」2018年。監督:脚本:製作。
「透明人間」2020年の監督:脚本:製作指揮。
と、華々しい活躍を見せている。
ともかく「ソウ」はその残酷さと救いのなさに驚く。
内容は込み入っていて、AがBを脅してCとDを殺すように指示される。
CがDを殺せばゲームは終わらせられる。
とか、真犯人の姿は最後の最後まで隠される。
暗く、硬いコンクリートで不潔な密室。
ゴードンは浴室側に鎖で足を固定されている。
アダムは壁側に同じく鎖で足を固定されている。
そして中央に頭を自ら撃ち抜いた自殺死体が転がっている。
犯人からの指示は携帯電話で告げられる。
ゴードンは途中から妻と娘に犯人の魔の手が!!
この鎖を解くために最終的にゴードンは何をしたか?
そう、あなたの頭に浮かんだことを実行します。
ラストのラストまで犯人は分かりません。
分かったところで、何になるのか?
後味は最高に悪い。
でも癖になる刺激!
あなたはまた見たくなる!!
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