情婦のレビュー・感想・評価
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「検察側の証人」です。
原題は。
初めて見たのは50年近く前・・・。
白黒というだけで、全く古さを感じさせないテンポの良さ。
ビックリです!
キーになるトリックは覚えていましたが、本当のラストは忘れていました。
やられた~!という感じです。
「情婦」という題、当時のディートリヒの扱いがわかりますね(笑)
今なら絶対、「検察側の証人」でしょ。
逆も真なり
原作アガサ・クリスティ(検察の証人)、典型的な二枚目俳優のタイロン・パワーに大スター、マレーネ・ディートリッヒ共演とくればそれだけでかなりの力作と伺える。
ビリー・ワイルダー監督と言えばジャック・レモンやマリリン・モンローのコメディタッチの映画が有名だが本作でも原作にないユーモアも足されている、初の法廷ものだがサスペンスものも得意の様だ。ご本人は自らを職人といい芸術作品より娯楽映画づくりを好んでいたようだ。
エンドロールにも「結末は他言無用」とあるようにミステリーの肝だから多くは書けません、役者に渡された脚本も最終日まで10ページ欠けていたという徹底ぶり。今では法廷ミステリーも数多く驚くには至りませんが背面宙返り2回ひねりのような着地に当時の観客は度肝を抜かれたに相違ありません。
タイロン・パワーさんの惜しくも遺作でもあります(44歳)。
『検察側の証人』既読だが役者陣の魅力でさらに面白く観られた
どんでん返しがすごいのはもう当たり前。戯曲版はウン十年前に読んだこともあり、人物はほぼ記憶に残っていなかったが、映画版は脇役含めて魅力的な人物造形が強く印象に残り、今でも面白くみることができた。
マレーネデイトリッヒが凄い!
終盤のどんでん返しに次ぐどんでん返しは圧巻
そこに至る過程まで興味をつなぐビリーワイルダー監督の職人芸!見事です
終盤のマレーネデイトリッヒの演技の迫力と言ったらもう半端ない
お金払って時間を作って観たお代以上の満足感があります
正にお買い得とはこの映画のことでしょう!
ネタバレ絶対禁止!
ビリー・ワイルダーを追いかけて鑑賞。
さすがのアガサ・クリスティ(原作)。このどんでん返しはすごいなあ!デートリッヒの足、裁判の面白さ、登場人物のキャラクターなど、ほんとにおもしろい!
人間味溢れる裁判映画
ラストのどんでん返しがみものです。良い役者揃いだからこその飽きのこない2時間でした。マレーネデートリッヒが冷静ででも変な男を愛して守ろうとする情熱は適役。いい女なのに、なんであんな変な男に(゚O゚)\(- -;とラストはとくに思った。弁護士役と看護婦さんもいい味だしてた。人間味溢れる裁判映画でした。観て良かった(^ー^)ノ
なるほど
なるほどそうきたか!
どんでん返しがあるのは知っていたため、大体予想どおりに進んだが、最後の最後にさらに上回るどんでん返しがあった。
白黒映画だし、古いし、タイトル恥ずかしいし、パッケージまで恥ずかしいし、って方、観た方が良いですよ!
間違いなく面白いです☆
よかった
伊集院光さんの『週末ツタヤでこれ借りよう』で随分前に紹介されていて、ようやく見た。法廷もので、ほぼ弁護士の事務所と法廷だった。
主人公の弁護士のおじさんがすごく太っていて、本当に体が悪そうで心配になった。
悪女を演じる、妻には見事に手玉にとられた。ただ、最後の最後は若干観客をびっくりさせるためだけの展開臭さはあった。わざわざ法廷で見せつけるようにするのもどうかと思った。
Drawing man catch a little razor. 最後の大どんでん返しが有名な古典的作品。
古典的な名作として名高い本作品。主人公が誰かも知らずに見はじめて、偏屈な老人のウィルフレッド卿がメインと気が付いた時には観るの止めようかと迷いましたが・・・いやー、最後まで観て良かったです(笑)
特にラストの10分の二転三転する畳み掛けるような展開が素晴らしいですね。思わず引き込まれてしまいました。さすが50年を越えて生き残っている作品だけはあります。
でも、これって最初っからウィルフレッド卿の眼鏡違いだったって事ですよね?ウィルフレッド卿がボールは無実だと直感したのは、もしかしてそこからミスリードを誘ってたのでしょうか?んー、ちょっとズルい気もします。
4.5
ラスト10分の展開が凄すぎる。圧巻。。。
蔦屋でオススメされていたので気になり見てみたら、予想の遥か上を超えた。今まだ見たどんなどんでん返しよりも、驚いた。
物語の終盤に近づくと大体オチが読めた気がして言うほどのどんでん返しでもないなあと思った。演技もわざとらしさが全くなくて、最後の最後まで予想できなかった。
似たような映画で『12人の怒れる男』があるが、あれを観たときの興奮をラスト10分で超えたかもしれない。『12人の怒れる男』も迫力があってかなり好きだったけど、それと並ぶくらいの映画。
この大どんでん返しほどの映画は滅多にないと思う。不朽の名作。
いいですね〜
不朽の名作、って感じがしました。
ビリーワイルダーはコメディーもすごくおもしろくて、
情婦はコメディーでは無かったけど、途中途中プッとくる場面がたくさんあった。
家のリフトで上り下りするシーン
裁判中に薬を並べる遊び?をしながら熱のこもった討論するシーン…など。
妻の演技もすごいな〜
演技をしている演技
そしてその演技を終えた瞬間の変わりよう。
夫の変わりようもすごかったなあ〜
みんな演技上手いな〜〜
わざとらしくないわ〜〜
不朽の名作!
ビリーワイルダー作品!
爆弾級の大どんでん返し。
「情婦」字幕版 鑑賞しました。
前から気になっていて、ずっと鑑賞する機会がなかなかなく、ようやく今日、DVDで鑑賞することが出来ました。(^^)
もう50年以上前の白黒映画なので、果たしてどんなどんでん返しがあるのか、ワクワクして観ましたw
ストーリーは、未亡人を殺害の容疑者レナードは、敏腕の弁護士、ウィルフリッド卿に弁護を依頼する。
しかし、レナードの妻クリスティーネが証人として、出頭して、彼女のある証言に法廷は驚愕する。
50年以上前の映画ですが、ラストは、爆弾級の大どんでん返しがあります!思わず、口がポカーンとなってしまいました。。(笑)
最後に畳み掛けるどんでん返しがとてもとても素晴らしかったですね~!
ネタバレになるので、記しませんが、本当に凄いことになってますww
いやぁ~すごい脚本だなぁ~
あっぱれです!\(^o^)/
50年前の"大どんでん返し"
1957年の作品で白黒映画である。本当に昔の作品で見るのをちょっと拒む人もいるかもしれない。しかしそれは勿体無い。この時代にこのクオリティーは素晴らしい。この映画の見所はラストの大どんでん返し。ラストはまさに手のひらで転がされているようだった。ひっくり返され、驚くとまたひっくり返される。まったくよくできてるなぁと感心する。まさに名作とも言えるだろう。あとなぜ邦題が情婦なのかわからない。話は法廷の話だがかなりわかりやすい。そして主人公のキャラがいい。エンドクレジットでーこの映画をご覧になっていない方々のためにも結末は決してお話にならないようにーと出る。まさに大どんでん返しをアピールしてるいる。それでも騙される。ちょっと笑えるシーンもあり伏線も見事。50年前の映画でこのクオリティーがあることに驚きを隠せない。本当の真実とは何か是非映画をみて確認してほしい。
二転三転、映画脚本のお手本
金持ちの老未亡人が殺され、犯人として逮捕された男。無実を主張し、妻ならアリバイを証明出来ると言う。が、証言台に立った妻は…!
アガサ・クリスティの短編小説を映画化したビリー・ワイルダー監督の1957年の作品。
いつぞやの映画誌で映画脚本のお手本として紹介されたが、言うまでもなく面白い!
エンディングでネタバレ禁止のナレーション付く為、内容に深く触れる事は出来ず。
見てて思ったのは、「ゴーン・ガール」は少なからず本作の影響を受けているな、と。
このまま「ゴーン・ガール」路線かと思ったら、最後に一捻り。
弁護側と検察側の丁々発止のやり取り、二転三転する法廷劇、妻の思惑、そして驚きの結末まで、伏線も張られ、全く飽きない。
また、病み上がりのベテラン弁護士と付き添い看護婦のコミカルな掛け合いがワイルダーらしく、唯一の和み。
ベテラン弁護士役のチャールズ・ロートンが名演。
付き添い看護婦役エルザ・ランチェスターとは実の夫婦で、絶妙な掛け合いはその為か!
無実を主張する容疑者役のタイロン・パワーの熱演もさることながら、その妻役マレーネ・ディートリッヒのクールビューティーさにゾクゾクする。
恥ずかしながら初見…と思っていたら、序盤の弁護士と看護婦の掛け合いや「キスしたい?」に見覚えあり、初見でない事に気付いた。
いやはや、歳は取りたくないもんだ(笑)
騙された、騙されました!
レビューできませんね^^;
うわっ!騙された!!
これだけしか言えません。評価がものすごく高かったので観たのですが、驚きの連続。アガサ・クリスティの原作が基になっているらしく、そっちもきっと面白いんだろうな…
「さすがビリー・ワイルダー監督!」と心の中で叫びました。
何も前情報なしに、一度は観てほしい大傑作です!!
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