「圧巻っっ!!!! 強烈っっ!!!!」情婦 "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻っっ!!!! 強烈っっ!!!!
圧巻っっ!!!! 強烈っっ!!!! 嗚呼、またしても名作に出会ってしまった…!!!!
名匠 Billy Wilder 監督の傑作に今更ながら初めまして(笑) 1957作品だからなのか、はたまた Billy Wilder 監督の手腕が凄まじ過ぎるからなのか、観客の一体感が圧倒的。あの、「志村~、後ろ~!!」みたいな(違うか/笑)。
兎に角!!、挿話一つ、表情一つで、話の筋と言うか、登場人物の人となり と言うか、完全に Billy Wilder の思惑に翻弄される自分、そして我々 観客がいる。機知に富んだ humor にニヤリとさせられ、秘められた悪巧みを疑い、計り知れない悪に震え上がり、真っ直ぐな心意気に目頭が熱くなる。しかも、それだけの要素が盛り込まれているのにも関わらず、語り口は単純明解、軽妙洒脱。こうなると、もう何処迄も のめり込むのみ。
物語の鍵となる曲者を見事な円熟の怪演で魅せた Marlene Dietrich が脳裏に焼き付いて離れない。
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