リクルートのレビュー・感想・評価
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CIA教官はペテン師
CIAにヘッドハンティングされた若者が教官に従うものの誰が悪者で何が真実か分からず葛藤と混乱する様を描いた心理サスペンス。混乱するのは主人公ばかりか観ている方も同様です。折角アルパチーノを出すなら対抗するすごい敵役を作って新人とベテランが組んで悪を成敗するのが普通の流れだろうが、それじゃ単純とあえて観客の期待を裏切るのだからスカッとしません。スケール感もなくアクションも少ないし、スパイ養成所の内幕を見せるだけだから盛り上がりに欠けますね。
「ジョンはキュートな・・・、ポールは・・・、ジョージは・・・」。思わず「リンゴだよ!リンゴ!」と観客に言わせるテクニック
かなり緻密なプロットで観る者をも欺いてしまうサスペンス。どこまでが嘘なのかさっぱりわからない。それでもストーリーが成り立つのはコリン・ファレルに感情移入出来る作り方になっているからであろう。
アル・パチーノの役柄が現場で活躍する捜査官ではないことで、父親のような暖かさや素朴さを感じさせるため「俺が見込んだ」などと言われるとついつい信用してしまう不思議なキャラ。しかし、これが本当に採用試験のためだけのストーリーなら「何だ、この映画は~!?」ってなことになってしまうため、「当然、ハッとする展開があるのだろう」と予測させることがマイナス。序盤からいくらかの事件性を組み込んであったら、もっとスリリングな展開になったと思う。ラストのコンピューターを使ったトリックは痛快です。
【2004年1月映画館にて】
スリリングな展開
CIA特別訓練基地(ファーム)の教官ウォルター・バークをアル・パチーノが、バークにスカウトされたCIA訓練生ジェイムズ・クレイトンをコリン・ファレルが魅力的に演じる。
クレイトンの恋人レイラをブリジット・モイナハンが、クールでスタイリッシュな女性を演じていた。
次々と過酷なミッションをこなす訓練生達。CIA職員に求められる資質の高さが半端ない。
実際に世界中で任務を遂行している諜報員達がいらっしゃると思うと…シビアですね。。
ラスト迄スリリングな展開が続き、引き込まれました。
− 心の中の声だけを信じろ
− 何があっても決して捕まるな
テレ東を録画にて鑑賞(吹替版)
毎日がドッキリカメラ? コリン・ファレルが若くてかわいい😅
CIAに秘密裏にスカウト(リクルート)されたマサチューセッツ工科大学出のジェームス・クレイトン(コリン・ファレル)。スパイ養成施設はファームと呼ばれ、どこかの田舎にある木造の建物。大型バスに若者が乗せられ、一見、社員研修旅行のようでもある。リクルーターのバーン(アル・パチーノ)は訓練の教官でもあった。
近くの町のハブに男5人組が突然連れていかれてのナンパ実習とそのあとの嘘発見器実習が可笑しい。筆記試験のときから気になっていたレイラ(ブリジット・モイナハン)の絶妙のお芝居に引っ掛かり、ミイラ取りがミイラに。そのあと、嘘発見器の被験者のレイラにセクハラ質問のお返しをするジェームス。怒った知的なレイラがとてもキレイ。
毎日がドッキリカメラ?
町でファームの情報を狙うKGBみたいなツルハゲ男たちに拉致られて、ジェームスは他の実習生と離される。教官と生徒たちは囚われ、拷問にあうジェームスを巨大モニターで見る。何があっても捕まってはいけないと、教訓(見せしめ)にされる。ところが、訓練生から脱落したとされたジェームスにバーンはある目的のために再び接近してくる。
スパイって、大変。
お金いっぱいスイス銀行に振り込んでもらって、リゾート🌴ホテルに美女はべらせないと合わないわ。
CIAに志願する人の公務員試験って、志願者そんなに多いの???
コリン・ファレルが若くてかわいい。
青春映画っぽくもあり、安定のアル・パチーノとの取り合わせは、なかなか良かった。
何が真実で何が嘘なのか、オチは割りと有りがちでしたが、最後の最後ま...
何が真実で何が嘘なのか、オチは割りと有りがちでしたが、最後の最後まで上手く引っ張ってくれたと思います。
ツッコミどころもありましたが、割りと面白かったです。
ただ、何となく色調が暗めだったのが、ちょっと気になってしまいました。
コリン・ファレルの表情のせいでしょうか?
この作品に限りませんが、アメリカでは父と息子の結びつきがとても強いようですが、日本人としてはこの辺りが理解し難いので、どうしても感情移入出来ないのがちょっと残念ですね。
よかった
CIAの訓練やテストが疑心暗鬼な気分にさせて面白い。結局女は本当にスパイだったのか、アル・パチーノは本当に裏切り者だったのかよく分からなかった。スケールが小さくまとまっていてそれでいてハラハラして、好みだった。
スパイ合戦
CIAにスカウトされ、エージェント候補生として訓練することになる主人公。
どこからが本番なのか、何が真実なのか、徐々に見えてくるものの、最後のちょっとしたトリックは私も引っかかりました。
信じて良いのは自分の心の声のみ。
Al Pacinoがやはり渋いです。
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