ポーラー・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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さすが、ロバート・ゼメキス!
メルヘンチックなストーリーで、きれいな映像ときれいな音楽で癒されっぱなしでした。
また、含蓄のあるたくさんの台詞が印象に残りました。
以下はその一部です。
「大事なのは列車の行き先じゃない、"乗ろう"と決めたことだ」
(サンタからもらった鈴の音が、友達や妹は次第に聞こえなくなったが)
「でも大人になった今も僕には聞こえる、心から信じていれば聞こえるんだ」
寒いのに吐く息が白くなく違和感を感じた!!
夢の中でいるようなボヤっとした感じで、深夜の鑑賞に向いていると思います。死神の列車かと思ったら、そんなことは全く無く、単に列車に乗った後クリスマスを祝うというだけの内容です。かなり寒いと思いますが、吐く息が白いとかは全く無いので、雑だと思いました。温かい食べ物や飲み物も欲しかったです。トム・¥¥¥¥ハンクスの顔を見なくて良いのは良かったです。
X’masイブに特別運行
サンタはフィンランドだと思っていたら元は北極に居たらしい、サンタさんの出発セレモニーに向かう子供たちを乗せたおとぎ列車・北極号(ポーラー・エクスプレス)のジェットコースターのようなアドベンチャー・クリスマス・ファンタジー映画。
まるで銀河鉄道999じゃないかと思ったが原作の絵本の出版は1987年、銀河鉄道999は1977年(宮沢賢治さんの本は1934年)だからファンタジー・トレインでは松本零士さんの方が先駆けだったようです。堺雅人さんの「DESTINY 鎌倉ものがたり(2017)」でも霊界と結ぶ江ノ電が走っていましたね。やはり鉄道は人生に寄り添う特別なメタファーなのでしょう。
なんでわざわざトムハンクスさんをコンピューター・アニメにするのかと思ったら、実写で撮るには子供たちには危険なシーン満載、セットやロケの規模も大変なので納得です、ただ、子供の表情を大人がモーション・キャプチャーしているので気味悪く思えますね、この辺は直球嫌いのゼメキス監督らしさなのでしょう。
トムハンクスさんがゼメキス監督に持ちかけた話のようですが、切符が風に舞うシーンは「フォレスト・ガンプ」の羽根を思わせます。また、わざわざクリスマスキャロルのスクルージのマリオネットまで登場もゼメキス監督らしい演出です。IMDbのトリビアを見たらニュージャージーの妹をいじめる悪い子のスティーブンはスピルバーグがモデルだそうです、友人をネタにするなんてどういう関係なのでしょう。
冷静に考えたら、子供が深夜に親にも告げずに旅に出るなんて狂気の沙汰、トムハンクスの車掌は犯罪者並みの危険人物、ポーラー・エクスプレスは暴走機関車かも知れません。それでも観ていられるのは演出とアニメの効用なのでしょう。子供たちは冒険を通じてサンタさんを信じるかどうかより、思い遣りや感謝の気持ちが大切と言うことを学びましたね、作家性は強いですがこの時期に観て損は無い定番になるでしょう。
Hot chocolate! ジェットコースター・ムービー?
2004年の作品なのでCG が怖い。結果不気味の谷は越えられませんでした。
ロバート・ゼメキスさん、どの客層狙ったんでしょう?子供が観るには不気味だし、大人が観るには物足りない。うーん、アメリカの子供は平気なのかな?
時折出てくるジェットコースター演出。あれがやりたくって作ったような気がしてなりません。後、トム・ハンクスに色々やらせたかったとか?今だったらもっと綺麗に作れるのでしょうけど、この当時の作品はCG耐性がある子供ならなんとか楽しめるかもレベルでした✨🎄✨
音楽の授業で観て以来
当時は時間の関係でとばしていたから初めてノーカットで観た
今の4DX3Dで観たら凄いんだろうなと思った
音楽も楽しい
結末は良かった
信じていればいるんだって
メイキング映像が面白い
パフォーマンス・キャプチャーと呼ばれる新技術のために必死で5役をこなすトム・ハンクス!この映画は、メイキングを見てから楽しむのが最適かもしれない・・・鑑賞中には必死で身体を動かすトムを想像して・・・これだけしか楽しめないよ。
とにかく感情移入できません。ジェットコースターに乗ってる感覚を味わうために、映画の観客がそのまま急行列車の乗客になるような目線も想定してあるのでしょうけど・・・一旦冷めた目で見てしまうと、その後は眠くなるだけでした。登場人物の名前もわからなかったので、エンドクレジットを確認したのですが、HeroBoyとしか出ていませんでした(結局名前がわかったのはビリーだけ?それとも寝てしまったのかなぁ?)。しかし、音楽は良かった。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にとても似た音楽が心地よくさせてくれますよ。
そして、北極点に到着すると、眠気がピークに達しました。すべり台は良かったのですが、巨大なプレゼント袋に落ちてからはもう駄目です・・・(睡眠日記になっちゃだめですね)。
ラスト近くには中学生初級英語の問題が出題されます。やはり中学生くらいにはぴったりの映画だったのかもしれない。
ありがとう!新宿ミラノ
まずもってこの映画のCG描写が相当に不気味の谷•オブ•アンキャニーバレーと聞いていたので、今、あえてそれが観たくて、そしてさよなら新宿ミラノ、少なくとも一つは行きたかったので行った。
新宿ミラノは結果的に、ロバートゼメキスとトムハンクスの黒歴史を掘り起こすことに、微力ながら貢献したことになった。
この映画の汚点はCGどうのではなかった。というか、完成度の高いものから、圧倒的にしょぼいものまで、CGにあふれ切った2014年の今みているからなのか、そこまで悪くない。実は、観客のCGに対する審美ハードルはCG誕生以来、平均的にずっと下がりつづけているのではないか…?
という気もしないでもない。
この映画の汚点は、同調圧力に屈することで報酬が得られるシステムを肯定的に描いたこと、なおかつそのメッセージを子供たちに向けているところである。これでは、信仰とは同調圧力そのものである、と言っているようなものだ。それじゃ意味ないでしょうが!
というわけで、口直しにその後やっていた戦場のメリークリスマスもみたのだが、初めてだったが、これはこれで超絶に変な映画で、なにも余計なことを考えなくなれたので助かった。
このような二つのヘンテコクリスマス映画を最後の最後にブックしたことにささやかな敬意を表したく、この文を新宿ミラノに捧げたいと思います。そして、感謝の意を…。
メリークリスマス!ロバートさん。
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