「いつも自分に問いかけてる、大切な映画。」十二人の怒れる男 naomiさんの映画レビュー(感想・評価)
いつも自分に問いかけてる、大切な映画。
陪審員8番の男(ヘンリー・フォンダ)
12人の中で1人有罪の確信が持てず無罪を主張する。
映画を観なければ伝わらない。
陪審員12人の男、其々の思考や変化など、目が離せない。
夏の暑い日に部屋の中で続く議論。
本当にそうだろうか、見落としや勘違いや偽りは無いのだろうか、疑わしきは罰せず、そんな事が頭を離れない。
被告人の人生を変えてしまう判断、真剣に向き合い、よく考えてみよう、8番の男が言い出すが、もし誰もそう言わなかったらどうなっていたのだろうと思う。
いつまでも心に響く、事あるごとに思い出し、観るたびに自分の考えを観察する機会となる、大切な映画。
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