「新参者のハマった落とし穴。。」十二人の怒れる男 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
新参者のハマった落とし穴。。
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とても面白かった。大多数が有罪という中で、議論のみで陪審員たちが無罪に転じていく、事件の描写も、法廷での論争も見てないけど、議論だけで事件の経緯も分かりやすく、白熱するやり取りも見応えありました!
が!なんというか、新参者が陥りがちな「あるある」と言いますか、実は目に止まったものから順番に映画を見ていった結果、「ロシア版十二人の怒れる男」⇒「十二人の優しい日本人」⇒本作という順に鑑賞してしまい、なかなか本作の斬新さやオリジナリティを正確に評価できない感じになってしまいました。。
特に、「十二人の優しい日本人」とは、出てくる登場人物の性格や言動がかなり似ていて、もはや新しい作品を見たという感覚自体が希薄でした。。しかも、「十二人の優しい日本人」は、陪審員が日本人で、日本人である僕には、こちらの方が見やすく、登場人物の心情も理解しやすいので、「十二人の優しい日本人」の方が面白かったと感じたのも正直なところ。。
なんだか古典名作に対して失礼な鑑賞となってしまい、恐縮至極でした。。新参者として、古い作品を鑑賞する難しさを改めて感じました。。
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かつさんのコメント
2020年8月21日
kossyさん、
確かに陪審員は全員白人男性でした。。
人種や、性別に対する考え方が今とは違うから、現代の我々からすると違和感がありますね。
それも、古典作品を鑑賞する上での難しさですね!
kossyさんのコメント
2020年8月20日
かつさん、こんばんは!
たしかこれは陪審員全員白人男性でしたよね?
当時はそうだったのかもしれないけど、今じゃ全員白人なんてあり得ないので、その点だけが気になりました。