「最後ちょっと面白い」パフューム ある人殺しの物語 おちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
最後ちょっと面白い
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天使というのは色んなモチーフで登場しますが、ここでは神様の慈愛とかそういうことだったのでしょうかね。だから香水の香りを嗅いだ者は、無条件で隣人を愛すようになるという。
そして彼が欲しかったものは至高の香りではなく愛だったわけですが。香水が完成する頃には香水のもとになったもの(女性)はすでに存在していないので、手に入ったと思っていたのに実は失っていたということにも絶望したのでしょうね。
最後のカニバリズムは究極の愛情表現だと思いますので、生まれ育った故郷で母親や果物売の女性を想いながら死んだのかな。
処刑されて終わると思ってたから、一捻りあって良かったです。
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