「ステータス全振り男の一生」パフューム ある人殺しの物語 ぴょんぴょんさんの映画レビュー(感想・評価)
ステータス全振り男の一生
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ある能力値にステータスを全振りしつつ生まれてしまった、1人の男の話。
シリアスとギャグの間を全力で突っ走ってる感じの映画だったように思う。ひとことで言うと、シュール。笑
序盤こそ「ある人殺しの物語」の名にふさわしいサスペンスだったけど、中盤〜後半にかけてのスーパーストーキングタイム&謎乱交パーティは展開の凄まじさと無駄に力の入った演出(狙い通りなんだろうけど笑)が相まりシュール過ぎて爆笑してしまった。
まあ、シュール部分は副産物で主題は違う所にあるんだと思うけど。笑
内容に関しては、ジャン・バティストは香りの保存方法を発見出来るのか?というワクワク感や、ローラ(とお父さん)はジャンの魔の手から逃げ切れるのか?というハラハラ感が常に続いて、常に緊張して楽しみながら最後まで観る事が出来た。ストーリーがちゃんと作り込まれていて、観る人を飽きさせない映画だと思う。
ストーリーも良かったけど、雰囲気も結構好み。童話を読み聞かせるような語り口のナレーションと、リアルかつどこかファンタジーのような舞台装置・映像で、世界観に没頭できる。
安定して楽しめる映画を観たくなった時に、また観るかもって感じの映画。
これは、観て良かった。笑
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