パプリカのレビュー・感想・評価
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見る人を選ぶ作品
この作品は見る人を選ぶ。人によっては「何だこれ」と言われるのは間違いないだろう。しかし私はこの作品を高く評価する。この作品は、ただわかりにくいだけなのだ。
私は今監督が好きだ。その中でもこれは一押しだ。アニメ、CG(本作にはない)でなければ出来ないことが目白押し、濁流のように押し寄せる。その色彩美に見とれるのは必然と思われる。
そのインパクトと難解なセリフ選びに引きずられて脚本が見えなくなることもあるが、見返すと割とシンプルで小さなシナリオでできていることもわかる。それもそのはず、この作品の原作は「時かけ」を書いた人だ。内容の面白さも保証される。
最後に音楽だが、これは正直、いやここが一番好みがわかれるところだと思う。平沢氏の曲は独特だ。故に、この作品のコンセプトでもある「夢」という恐ろしいものにマッチしている。
この内容で「見たくなった!」という人はあまり多くないだろう。正直、簡単に人に勧める類の映画ではない。しかし、映像作品が持つ力を、この作品は持っているということだけは伝えたい。
林原めぐみ祭
説明できません笑。
友達から観ていて現実と夢の違いがわからなくなってなんか不安定になるみたいなことを聞いていてそんなドラックムービーあんのかよと思いずっと気になっていた作品。池袋新文芸坐の今敏オールナイトで鑑賞。
内容はとにかくサイケでカオス。
他人の夢に入り込める機械DCミニを悪用した犯罪に立ち向かう千葉敦子/パプリカ一行を描く。
潜入した夢の中で突然足場が崩れたり、得体の知れない巨大なモノに襲われたりと理解の範疇を超えた現象が次々と発生する。この辺りは傑作AKIRAを彷彿とさせる。
開始数十分で壊れだす所長や暴走した時田ロボットの発言の通り言っていることすらわけがわからない。こんだけ人が理解できない用語を羅列させるのは一種の才能だと思う。
クールビューティーな千葉敦子と陽気でキュートなパプリカを演じ分けるまさに林原めぐみ祭的なとこもたまらない。使い分けが上手すぎて同一人物には思えないパプリカ超かわいい敦子に踏ま(ry
それと平沢進の音楽最高。白虎野の娘の浮遊感たまんないこれ聴きながらスカイダイビングしたい(したことない笑)
原作を読んでもう一度見返したい作品。
言葉のチョイスが面白い
不思議な世界観を持ったアニメらしいアニメ
原作は未読です。基本的にアニメはあまり観ないのですが、Amazonプライムの人気の作品にあって、90分というサクッと見れる長さだったので視聴しました。
うん、日本のアニメって敷居高い(-_-)確実に万人向けではないですね。日頃全くアニメ見ない人間にはちょっとしんどかったです。
全体的にミュージックPVを見てるようなカンジでストーリーより見た目重視です。原作だったらまとまってるのかもしれませんが、短い時間のアニメでは、もう説明放棄して綺麗な映像だけで押してる印象でした。
序盤からいかにも怪しい理事長がやっぱり黒幕だったんで逆にビックリ!
そして、主人公の敦子さん、なんの前降りなしにおデブの博士が好きだったって展開に更にビックリ!!
所々同じ映像を使ってて予算が足りなかったのかな~っとか余計な事を考えてしまいましたが、実写では無理なアニメ独特の映像が好きな方はきっと楽しめるのではないでしょうか?
映像美しすぎ
独創的
カラフル
圧巻
夢心地
普段、お恥ずかしい話でジブリ以外、あまりアニメ作品は見ないのですが、昔は大友克洋の漫画なんかはよく読んでたです。その頃の雰囲気を丸ごと味あわせてくれるような作品でした。馴染みの感覚があったので、表面的な錯綜ぶりに惑わされずに、この夢と現実にまたがるテーマを、むしろ懐かしささえ感じながら味わうことができました。嫌いではないです、こういうの。
いや、しかし夢が題材ではあるのですが、本当に夢に出てきますよ、このイメージは… 出てきたら、嫌だなぁ、と。
ただちょっと、たとえば人物が巨大化する時の感じとか、爆発のイメージとか、その辺が快感が足りなかったかなぁ、という感じはしましたですね。
ただ、平沢進の音楽、サイコーです! サントラ、買っちゃおうかなぁなんて思いましたです!
圧倒的なにかが通り抜ける
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