「夢とは儚いのです。」パプリカ はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
夢とは儚いのです。
~さよなら興行~「テアトル梅田を彩った映画たち」にてリバイバル上映。
存在は存じ上げておりましたが初鑑賞です。ずばりめっちゃ面白かった。と、言っても多分半分も理解できてないけど。日本が世界に誇る大人向けアニメーション。
他人の夢をスキャンしてその中に入り込むことで精神的な治療を行うセラピー機器DCミニ。しかしそれが何者かに盗まれ悪用されてしまう。現実世界と誰かの夢の中を縦横無尽に飛び回るパプリカ。ストーリーはかなり難解ですが、映像はさすがのクオリティ。色彩豊かで細かな描写、加えてちょっとグロい。あとパプリカがかわいい。
現実なのか夢なのか。その区別さえつかなくなってゆき、やがて正常な生活を送れなくなってしまう。どれだけ素敵な夢でも夢は夢。人の夢と書いて儚い。そういうことです。
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