劇場公開日 2002年6月22日

「戦闘だけでない多面な描き方」ワンス・アンド・フォーエバー Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦闘だけでない多面な描き方

2013年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

難しい

総合:80点
ストーリー: 80
キャスト: 70
演出: 85
ビジュアル: 80
音楽: 65

 数多く発生したベトナムでの戦闘のうち、一つの実話に焦点をあてた作品。
 本作が面白い点は、わずか数メートル離れた敵との撃ち合いの緊迫感あるいは死亡・負傷した兵士のような戦闘の激しさだけでなく、国に残された家族のことも描かれていることである。そして北ベトナム軍司令官や兵士を多少ながらも描き、彼らを単なる倒すべき憎む敵ではなく人間として扱っていることであろう。
 ただ主人公がやたらとキリスト教について信仰心を見せ付けるのは、映画の本質とは直接関係のないものであるしやりすぎに感じる。

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Cape God