ワンス・アンド・フォーエバー

劇場公開日:

ワンス・アンド・フォーエバー

解説

64年、ベトナム戦争初期の激戦を、実際に従軍した米軍大佐とUPIの戦地特派員が書いた同名ノンフィクションを原作に映画化。戦地と並行して本国に残る家族の状況も描く。
監督はメル・ギブソン監督・主演の「ブレイブハート」で脚本がオスカーにノミネートされたランダル・ウォレス。これが「仮面の男」に続く監督第2作。撮影は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でオスカーを受賞した、オーストラリア出身のディーン・セムラー。

2002年製作/138分/アメリカ
原題または英題:We Were Soldiers
配給:ギャガ・ヒューマックス共同
劇場公開日:2002年6月22日

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映画レビュー

3.0No ideas

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

名誉を失った従軍者のそれを回復しようとしているように感じる。ベトコン側も勇者として映そうとする配慮もあるが、彼らが大量に死にゆく姿にはそれは感じられず、不快さも残る。
相手の戦力を把握せずに無謀に乗り込んだ姿はベトナム戦争全体を象徴しているようでもある。

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Kj

4.0ベトナム戦争が舞台。 大儀や正義のために人や国民を傷つけるのか、何...

2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ベトナム戦争が舞台。
大儀や正義のために人や国民を傷つけるのか、何のために兵士になり何のために戦うのか、戦いの苦しみ、訃報を伝えられる家族の悲しみ。
戦争映画の中でもとても考えさせられる映画だと思う。
登場人物に記者の視点を入れたこともそう思わせられるひとつだった気がする。

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よっしー

4.0戦争は悲劇しか生まない

2022年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

「戦場において、最初に踏み出すのは私であり、戦場を最後に退くのも私だ。誰一人として置き去りにはしない。命があろうとなかろうと。我々は全員そろって国へ帰るのだ」を忠実に守ったムーア中佐。
言うのは簡単だが戦場の現場を見ればとても困難なことがわかる。

むごたらしい場面は少なかったけれど本当の戦場はもっとひどいのだろう。
ベトナム戦争の意味も意義もよくわからないまま戦争は終わってしまった感はあるがどちらにとっても多くの悲劇を生んだに違いない。

力での侵略はダメなのは少なくともこの時点で理解していたはずなのに未だに同様のことが起こっているのは人類として情けない限りだ。

この映画の終わりはまだ終わりでなく残された家族がどういう風に生きたか?生き残った兵士がトラウマと戦いながらどのような人生を送ったのか?
戦場カメラマンにそこまで期待するのは申し訳ないか?
でも、そこまで伝えてこそその使命を果すのではないかと思う。
とは言っても自分では絶対にできないので偉そうには言えません。

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♪エルトン シン