オーシャン・オブ・ファイヤーのレビュー・感想・評価
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LOTRにハマってたとき、もう一人のアラゴルンに出会った
実話に基づいていると映画を観て初めて知った。どこまでが事実なのかはわからなかったが、本線のレース以外に族長の娘ジャジーラの政略結婚、拳銃、スー族の悲劇といった伏線がエピソードとして巧みに盛り込んである。族長が西部劇好きであることも面白かった。『インディー・ジョーンズ』シリーズのような冒険アクション、『ハムナプトラ』シリーズのような壮大なCGスペクタクルによって素晴らしい出来の映画であることは間違いない。
オマー・シャリフに関しては『ドクトル・ジバゴ』や『アラビアのロレンス』が有名ですけど、個人的には『ジンギス・カン』の印象が強い。彼もかなり年をとってしまったが、歯並びの悪さには笑ってしまった。
【2004年5月映画館にて】
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動物好きな方にもお薦めです。
娯楽か真剣か中途半端
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
実在の人物の話を基にした作品だというし、冒頭では北米原住民の苦難のことも出てくるしで、もっと真面目な話を想定していた。だが実際は娯楽色のある冒険活劇だった。厳しい砂漠の冒険やアラブの異国情緒な世界は画像も含めて悪くはない。だが娯楽ならば娯楽方向にもっと振ってくれていた方が楽しめるのだが、命懸けの冒険なのに簡単に話が進んでいく演出は軽いし、でも中途半端に真面目さが入っていてどっちつかずな印象。最後の方は美しいが、過程でいろいろと織り込みすぎ。
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