きみに読む物語のレビュー・感想・評価
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感動的な純愛ストーリー
ロマンチック
美しい愛
愛はどこだ。
愛を感情だとするならば、その行き先は、往き来できる横断歩道のようなものなのかもしれない。
愛を情念だとするならば、その帰り道は、道無き道を往く山道のようなものなのかもしれない。
「愛とは何だ?」という作品ではなく、「これが愛だ!」と断言した上で進んでいくお話である。
時として、行き過ぎた愛は、様々な負をもたらしてしまう。正しいと思っていたことや、なにかを愛することの素晴らしさを小学生時代に学ばされたぼくたちは、さも愛することが正しいかのように自分を忘れて、何も考えずに、感情のみで行動してしまうことがある。
しかし、愛し方は誰も教えてはくれない。教えられるものでもない。愛を何かに向ける時こそ、その人間の本質が現れるような気がする。こと恋愛に関しては、自分の問題としていることが露骨に現れるもの。
それも、全力で生きるからこそ、得られるもので、心が通い合うからこそ、成長していけることでもあって。ただ、誰かを本気で好きになったときは、いちいち考えもせずに邁進してしまうのが人間なのだが。
結局のところ、愛は与えるものではなくて、そこにあるもの。好きだと伝えることが相手を振り向かせる場合もあれば、そうじゃない場合もある。何にせよ、ラストシーンを見れば分かる。記憶を失おうが、時間が経とうが、本当の愛は、人を救う。
泣けない...
個人的にタイタニック以来の純度の高いラブストーリー。
最近少しラブストーリーを観るようになってなんか、グッと来る"情熱的"なラブストーリーないかなーなんて思ってた時に出会った作品。
結論、素晴らしい映画。エンドロールを眺めながら「あー映画が好きで良かった」としみじみ。
話は材木業を営む青年が育ちのまるで異なる大金持ち一家のお嬢様に一目惚れ、猛アタック、幸せな日々から一転、町を離れることになり、別れることになるも時を隔てて愛し合った二人の話を認知症の高齢患者になった彼女に読み聞かす老人の物語。
ワンシーン・ワンシーンが凄く鮮烈で、良いなと思う所ころはたくさんあるけれど、個人的に認知症になった老女役を演じた女優がこの映画の監督の実の息子というところにびっくり!なんか、愛を感じる!w
お互いを思う男女二人の情熱に感動。良き映画でした。
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